大崎上島に移住して来てからは、子育ては連れ合いにバトンタッチして、まったく育児にはノータッチの日々です。
子供たちも、もう、赤ちゃん時代は完全に終わって、子供時代に突入した感があります。
本当に赤ちゃんの時期が終わるのは早いですね。
にぃには3歳~5歳、おとうとくんは2歳~4歳の2年間、育児時短勤務をして、この面白い時期に子供達の成長に関われたのは本当によかったと思います。
子供達は、大きくなったら忘れてしまうかもしれませんが、自分にとっては、いつまでも忘れられない宝物です。
2年間、その時は長く感じましたが、終わってみると、本当にあっという間です。
今は、新しい環境に適応すべく、家の修理と仕事に全力投球の日々を送っています。
ということで、育メン卒業しました。
子育てには、もちろん、これからも関わっていきますが、昔みたいにがっつり関わることは、もう、ないと思います。
完全に育児時短勤務の記憶が消えないうちに、ちょっと、思っていることを書きたいと思います。
育児時短勤務をとる場合にやってはいけないこと
なんで、男性の育児時短勤務がとれなかったり、育休がとれなかったりするのだろうか?と考えてみたのですが、話の持っていきかたを間違っている人が多いのではないかと思います。
一番やっていけないことは、
上司に『育児時短勤務をとりたいんですけど・・・』と相談することです。
これは、上司にダメ言ってくれ、と言っているようなもので、ほぼ、確実によい返事は返ってこないと思います。
後、親しい友達に相談するのもあまり意味がないと思います。
その友達が会社の制度に詳しいとかなら別ですが、知らない者同士が知らないことについて推測で話しても何の意味もないです。
最初に相談する相手
まず、最初に話をする相手は総務部です。
会社にそもそも制度があるかないか調べることが最初です。
それから、男でも育児時短勤務をとる権利があるのか?ないのか?
申請手順などを、まず、確認する。
僕の経験では、総務部の人は会社の制度を上手く使ってもらいたいと思っているように思います。(僕が前働いていた会社ではそうでしたが、他社は分かりません)
なので、かなり親切に教えてくれました。
次に話をする相手は、時短勤務をすることで仕事に影響がでる人達です。
部下がいるなら部下、仕事の同僚など。
この時に大切なのは、自分なりのプランを持つこと。
こうこうこうすれば仕事の影響を最小限に抑えられるというプランを、自分なりに考えて同僚からフィードバックをもらうことです。
最初は、ざっくりでいいと思います。
ただ、時短勤務を本気で考えていて、仕事への影響を最小になるように本気で考えていると、ちゃんと伝えることが大切だと思います。
そして、問題点を洗い出していく。
仕事仲間に味方になってもらうことが一番大切だと思います。
上司に相談する内容
ここまで話が進んだら上司に相談。
ここで大切なのは相談する内容は、「時短勤務するかどうか?」ではなく、
時短勤務をする際に発生する具体的な問題について相談することです。
会社的には問題がない(総務がOKと言っている)
仕事はある程度回るめどはついている(同僚がOKと言っている)
後は、自分では解決できないが、上司なら解決できる問題が解決できれば実現可能という段階なら、ダメだとはなかなか言わない気がするのですが、どうでしょうか?
僕の場合は、協力してくれました。
後、結構大切だと思うのは部署のトップには上司から伝えてもらうことです。
仮に直属の上司を飛ばして、部長に直接話して、
直属の上司に「なんとか、したってくれ」なんて上から話が行った場合には、
直属の上司としては、面倒くさい仕事を増やしやがってと、
まとまる話もまとまらなくなると思います。
話をするタイミング
早ければ早いほどいいと思います。
僕の場合には、1年半前くらいに上司に伝えました。
- 2012年10月 総務に男性でも勤務出来るのか?問い合わせ
- 2012年11月 上長に時短勤務を取る予定であることを伝え、了承を得る
- 2013年4月 チームのメンバーに時短勤務をするので協力して欲しいと伝える
- 2014年1月 一切の残業を止める。15時15分に帰るシミュレーションを開始
- 2014年4月 時短勤務スタート
詳しくはこちらから
legacycode.hatenablog.com
育児時短勤務をしたいというと最初は相当びっくりされます。
でも、それが1年以上先のことと分かると、結構、まだまだそんな先の話かと安心するような雰囲気がありました。
上司に対策を練る時間を与えることは大切だと思います。
実際、人を増員する移動するなどになると予算の申請などがあるので1年以上余裕はあった方がよいと思います。
上の人ほど、何度でも伝える
地位が上がるほど、部下も増えますし仕事も忙しくなります。
部長などには、面談などの機会があるごとに何度でも、
「来年から時短勤務とりますからね」と、
しつこいかな?と思うくらいに、伝えて丁度よいくらいでした。
こちらからすると、部長は1人ですが、部長からすると何十人といる部下の一人です。
特に僕のように普通の部下のことなんか、すぐに忘れてしまいます。
実際に時短勤務取得する時に、そんなの聞いていない!
なんて事態にならないためにも、もし、フィードバック面談があるのなら、その度事に何度でも刷り込むことが大切だと思います。
僕の感じでは、3ヶ月に一度くらい刷り込まないと忘れ去られてしまうような印象です。
まとめ
つらつらと書きましたが、
相談する内容は、『していいかどうか?』ではなく、するのは決まっていて『するためのこの障害をどうすればいいか?』と持っていけば、僕の場合は結構上手くいきました。
伝えるタイミングは、早ければ早いほどよいです。
もし、考えている人がいれば試してみてください。
後、時短勤務によって得られる仕事のスキルに付いてはこちらに書いてみました。
legacycode.hatenablog.com
たぶん、一番、気になる会社での評価についてはこちら。
仕事は仕事で評価されるので、まっとうな会社では育児時短勤務では評価は変わらないというのが、僕の結論です。
でも、これだけ女性雇用が叫ばれている時代です。
育児時短勤務を上手く会社の宣伝などに使ってもらうなどすれば、評価が上がる可能性はあると思います。
僕はそこまでしていませんが、試した人は教えてください。
legacycode.hatenablog.com
後、時短勤務で一番困ったことは、突然の保育園からの連絡です。
仕事はある程度コントロール出来ますが、子供の体調管理はとても大変です。
こちらがいっぱいいっぱいになると、その負荷が一番弱い子供にすぐに影響を及ぼします。
本当に健康第一です。
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