道草道

大崎上島での移住の記録(2016年4月~):子育て・古民家改造・裏山開拓・造船所・たまにプログラミング

大崎上島日記 父の日に思うこと

最近は、仕事ばかりで、まったく子育てには関わっていない日々を送っていますが。

(子育てだけでなく、家のことに、まったく関わっていないという、連れ合いの声が聞こえてきそうです・・・)

 

次男から父の日に似顔絵をもらいました。

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子供たちは、すくすくと成長しています。

 

子供達の成長を見るにつけ、大崎上島に移住してよかったなぁと思います。

まあ、大変なことも多いですが。。。

 

正直、連れ合いの子供達に対する働きかかけもよいのだと思います。

でも、この大崎上島という環境は、子供を育てる上では、理想に近い環境だなぁと思ういます。(僕たち夫婦にとってはですが)

 

自分の子供に将来こうなって欲しいという理想像は、まったくないのですが、どんな人生を歩むにせよ、子供時代に築いておくべき土台があるような気がしています。

 

僕が思う子供時代に鍛えるべき土台は、次の3つ。

・強い精神

・強い体

・自分で考える力

 

強い精神

この基礎となるのは、自己肯定感ではないかな、と思います。

いろいろな人に見守られ、受け入れられて育つことが大切な気がします。

僕の暮らしている地域では、おじいちゃん、おばあちゃん、おじちゃん、おばちゃん、いろいろな人に大切にされて見守られて、子供たちは大きくなる。

かわいがってくれる、じぃじとばぁばが、そこらへんにいる感じ。

家族だけでなく、地域という大きな単位に愛されて育つって、大切じゃないのかな?と思います。

 

強い体

とりあえず、何かをしようと思うと、健康であることが大切だと思います。

受験するにしろ、仕事するにしろ、ある程度の完成度から、上を目指そうとするなら、どれだけ最後のひと踏ん張りが出来るかどうかにかかっている気がします。

とりあえず子供のころは元気に遊びまわる、安全に全力で遊べる環境という面では、この環境は理想的です。

 

自分で考える力

こんなことしたら、どうなるのだろうか?

こんなことしたら、面白いかな?

 

自分で考える力って、そんな遊びから生まれるのではないかと思っています。

 

海とか山とか自然相手の遊びを出来る環境が身近にあるというのは、とても恵まれていると思います。

理想の勉強は、遊びの延長にあると思っていて、その辺りは連れ合いが上手に、遊びと勉強を繋いでいってくれているので、とても、ありがたい。

 

 

子供達が生きる未来に必要な力?

 

正直、子供たちが生きる未来がどんな未来なのか、まったく、想像できないので、どんな力が必要なのかも正直よく分からない。

 

日本は下り坂に入っているし、世界は不安定な方向に進んでいる気がするし、AIなどの技術の進歩で今とは全然違うことになっているかもしれない。

 

なんとなくですが、これから未来は過去の延長ではなく、なんかとんでもなく変化するのではないかという気がしています。

ひょっとしたら過去の延長でずるずるといくのかもしれませんが。

 

でも、まあ、生きるための土台がしっかりしていれば、なんとか生きていけるのではないかぁなと思っています。

 

まあ、どっちにしろ、子供時代の土台つくりには、この島の環境はとてもいいんではないかと思っています。

 

子育て目線で書いてみましたが、個人的には、朝、玄関を開けた時のこの景色を見ると、本当にこの島に来てよかったと思います。

 

朝起きるたびに、自分の悩み事なんてどうでもよい気持ちにさせてくれます。

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大崎上島日記 点と点を結ぶ

ファームスズキで働き始めて、半年が過ぎました。

 

もうこれ以上は無理かもしれないと、4,5回思いましたが、なんとか峠は越えた様子です。まだ、さらなる峠があるのかもしれませんが・・・。

 

今は、餌やり真っ盛りです。

牡蛎に海老に。

 

夕暮れ時の静かな池で、ボートに乗って餌をまいてまわるのも、なかなか、優雅な時間です。

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でも、近々餌やりドローンが来る予定なので、優雅な餌やりも、少なる予定。

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前職はプログラマー、今は養殖業。

結構、対極に位置する職業に見える。

でも、対極にあるから繋がったら、面白そうな気がしています。

 

とりあえず、海老と牡蛎を育てることに関しては、今年入った新人君2人に全然かなわない気がする。

知識的にはなんとかなるかもしれないけど、生物に対する愛情的な面で、本当にこの子達は、生き物が好きなんだなぁと感じることが多い。

 

でも、実際に養殖業をやってみて感じることは、自然に振り回されるというよりは、機械に振り回されている部分も結構多い。

養殖業は生物の量産化なので、自動化できそうな部分は結構あるのですが、相手が生物だけに、人なら出来るけど機械にやらせようとすると出来なくはないけど設備投資と見合わないだろうなぁと思うことが多い。

 

でも、これまでは出来なかったけど、これから出来ることって、あるのではないかなかぁと、思ったりもします。

 

餌やりドローンは、その最初の一歩かな。

 

今は、人がドローンの操縦をする必要がありますが、いつか、完全に自動で餌をまいてくれるようにしたいなぁ。

 

どんないい道具も、使い方次第で、宝になったり、ゴミになったり。

ドローンを、ゴミにしないためにがんばらないと。^^;

 

大崎上島日記 山の日に木工教室してきました

6月4日「山の日」、久しぶりに木工教室してきました。

 

午前中10名、午後10名の過去最高の人数。

 

こんなに集まらんだろうと、午前5人、午後5人くらいでゆったりとやるつもりで思っていたら、嬉しい誤算で定員まで集まってしまって、大忙しの教室でした。

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生徒さんはほとんどが小学生で、連れ合いにお手伝いに来ていてもらって、大助かりでした。

こんなに子供ばかりの教室は、初めてでしたが、結構、楽しんで帰ってくれたようでよかった。

 

この日曜日は、めっちゃ忙しかった。

 

6時 職場に水門を開けに行く

7時 地域の草むしり

8時~15時 木工教室

17時 地域で山火事があり消防団の出動要請(幸い火事はすぐに鎮火)

 

田舎暮らしは忙しいです。

のんびりスローライフは、どこいった??

 

大崎上島日記 ようやく終わりそうな池掃除 そして、ここからが始まり

5月中、ず~~っとしていた池掃除。

エビの養殖では、出荷が終わると池の水を引いて、一旦、池を乾かして掃除して、次のエビの赤ちゃんを入れます。

 

池のそこにびっしりだった藻を取り出して、壁にびっしり付いている牡蛎をはがして、砂を耕して。

 

ブルトーザーやトラクターを初めて運転して、水を吸い出すポンプが止まればケーブルの漏電個所を調べて修理して、本当に初めて尽くしの日々。

 

ゼロからスタートは、ホント大変だと実感中。

 

日々の炎天下での作業で、夏前に真っ黒に日焼けしました。。。

 

スコップを握って土を掘り返す毎日の作業で、両手の指が壊れる寸前です。

朝起きたら、さび付いたみたいに暫く指が動かない。。。

まあ、なんとか体が壊れる前に、掃除終わりそうです。

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でも、この半年の労働で、20歳の若者と一日中、同レベルの動きが出来るようになりました。

40歳前でも、体は使えば、蘇るんだと、人の身体のポテンシャルに驚いています。

 

池掃除が終わって、ほっと一息といきたいところですが、いよいよ、ここからが本番です。

やれやれ、一次産業は、なかなかヘビーです。^^;

 

大崎上島日記 僕はたぶん運がいい

最近つくづく思うこと。

自分は結構運がいいのかもしれない。

大体、もうダメだ~っと思ったときに、助けてくれる人が現れる。

 

年明けの大量の牡蛎との戦いの時には、スーパー漁師さんが、

4月からの池掃除の大量の藻の発生の時には、若手の2人が。

 

よく考えれば、前の会社でも、僕と一緒に働いてくれる若手は、みんな優秀な子ばかかりでした。

ここ大崎上島でも、こんな人口流出が進んでいる島にもかかわらず、奇跡のように元気で優秀な若い子が2人も入ってきました。

 

今まで一緒に働いた子で、使えない子に当たったことがない。

使えないおじさんは、いっぱい、見てきましたが・・・。

 

元気な若い子達に、のびのびと働いてもらって、能力を発揮してもらえるように、働きやすい環境を作ることが、僕の一番大切な仕事だろうなと思います。

 

自分は運がいいんだろうなぁと、つくづく思う、今日この頃。

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このお母さんすごいなぁ 「受験は母親が9割」

連れ合いが買ってきたこの本、 

受験は母親が9割 灘→東大理?に3兄弟が合格!

受験は母親が9割 灘→東大理?に3兄弟が合格!

 

タイトルが、また、9割か、、、

とは思ったんですが、なんとなく読んでみたら、思いのほか面白かった。

 

イチローのお父さんとか、卓球のあいちゃんのお母さんとか、一流のスポーツ選手の親が専属コーチのように子供の付き添う。

その勉強版って、感じですね。

 

アマゾンの評価の低いレビューを見ると、お金持ちしかできないことだと書かれていたりします。

 

たしかに、有名私塾に入れて、塾通いさせて、好きなだけおこずかいをあげる、とかお金がないとできない。

でも、この本には、お金がなくても出来るアイデアがいっぱいあると思いました。

 

僕がいいなぁと、思ったのは、

 

・勉強のスケジュールをたてる

・模試や過去問の整理をしてあげる

 

これは、別にお金がなくても出来るし、自分が学生の時を振り返ると、その時は重要な気がしていたけど無駄な時間だったなぁと思う。

特に問題だったのは、スケージュールや整理をがんばってすると、それで満足してしまうことが多い。

 

受験のコーナーには、スケジュールの立て方なんて本はないけど、大人用の書籍にはいろいろ時間管理や整理術の本があって、このお母さんはそんなビジネス書にも、きっと、目を通していたんだろうと思う。

早い段階で効率の良い時間管理術や整理術を身につけることは、受験が終わった後も、役に立つだろうと思う。

 

後、なるほどと、思ったのは、

 

・ノートは1問1ページ

・単語帳は真ん中からはじめる

・受かる子は「ちょうどいい筆圧」を知っている

 

ホントに、よく子供のこと観察しているなぁと、感心する。

子供が失敗するたびに、一緒になって、これどうだろう?あれどうだろう?って、試行錯誤していたんだろうなぁと思う。

 

 

受験において大切なのは、毎日、毎日、決めたとこを淡々と丁寧にやりながら過ごすこと

 

昨日のことは忘れる。今日のことだけ考えよう。明日のことは考えない。

 

受験だけでなく、これはホントに大切だと思う。

 

別に批判するのは自由だけど、そんなことに労力使うなら、この人のいいところを盗めばいいのにと思う。

 

まあ、お母さんが前面に出すぎている気がしないでもない。

別に、サポートするのは、お父さんでも、おじいちゃんでも、おばあちゃんでも、誰でもいい気もします。

そこが気に食わない人も多いんだろうなぁとは思う。

 

ただ、身近に、これだけ優秀で強力なコーチがいれば、子供はさぞかし勉強しやすいだろうなと思う。

 

 

おまけ、連れ合いの感想は、こちら。

同じ本読んでも、見ているとことが全然違うのは、なかなか面白い。

ameblo.jp

 

大崎上島日記 人口知能について勉強してみたい人いませんか?

いきなり、人工知能って、なんでやねん!

と、思われそうですが。。。

 

子供向けプログラミング教室はテンション上がらない

島に移住して、子供向けのプログラミング教室をしたいな~っと、思っていました。

 

legacycode.hatenablog.com

 一応、Scrachやらラズベリーパイを触ってみたりしていたのですが、あまり、テンションがあがらない。

legacycode.hatenablog.com

 

LEGOマインドストームも持っているので、これを使ったりとかも思ったりしたのですが、あまり、テンションがあがらない。

 

 

結局のところ、あまり、子供相手は得意ではないで、無理してやるのはやめにしようと。

家の子供たちも、本に夢中だったり、虫に夢中だったり、野山を駆け回って、今は自然相手に遊んだほうがいい気がして、無理してPCに向かわせる必要もない気がしているというのもあります。

原点回帰

それで、一番興味のある部分をやろうと、思ったところ、人工知能かな?と。

僕の前職はプログラマーだったのですが、そもそも、人工知能に興味があって、その分野に進みました。

ただ、僕が学生だった頃は、ディープラーニングの技術も実用化されていなくて、ニューラルネットワークとかファジーとか遺伝アルゴリズムとか、一応、学んだのですが、「それで?」という感じで、人工知能をやろうと思ったらどこかの研究室にいかないといけないような状態で、そこまで頭もよくないし、そこまで研究する気もないし、ということで普通にプログラマーとして働き始めました。

 

でも、ここ数年、状況は劇的に変わっているように感じます。

 Googleから、デープラーニングのAPI(自由に使えるプログラムの部品のようなもの)が結構公開されているようですし、

グーグルに学ぶディープラーニング

グーグルに学ぶディープラーニング

 

いろいろな人工知能に関する書籍も出版 されています。

 

人工知能勉強会始めます

ということで、人工知能について勉強してみたい人いませんか?

場所は、大崎上島の自分の家を考えています。

 

あまり、期待はしていないのですが、一人でもいればなぁと思って書いてみました。

もし、学びたいと思っているのなら、別にプログラミングの知識などは必要ないと思っています。

結局、僕も元プログラマーとはいえ、おそらく使用するプログラミング言語Pythonになると思いますので、僕も、言ってみれば初心者同然なので、プログラミング環境を整えるところから、ぼちぼちとやっていくことになると思います。

 

とりあえず、このあたりの本から攻めていこうかと思っています。

 

ITエンジニアのための機械学習理論入門

ITエンジニアのための機械学習理論入門

 

 

ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

 

興味のある方は、ぜひ、どうぞ。