大崎上島日記 勘違いが自信に繋がっていく
今日は地域の祭りでした。
こちらでは、船に乗って神様を運びます。
島に移住してから4度目の祭り。
僕も漕ぎ手としてして参加していますが、息子たちもだい振り(漢字がわからないけど)として、毎年どちらかが参加。
船の先頭に座って、鈴付きのボンボンみたいの振っている役。
1年目は、子供達が幼稚園だったの、自分だけ参加。
2年目は、長男が乗ったのですが、初めてだったので、嫌がって、なだめながらなんとか乗ってもらった感じでした。
3年目は、次男が乗ったのですが、やる気満々だけど、じっとりていられなくて、海に落ちそうで、ずっと目を離せなかった。
4年目の今年、次男は住んでいる地区の船に乗って、長男と自分は隣の地区に子供いないので助っ人として船に乗って、二人とも2回目なので、全然危なげもなく、随分と成長したのを感じます。
今回、次男くんは、僕と離れて一人で船に乗りました。
一人で乗ったといっても、地区の方が一人専属で見守り役についてくれて、至れり尽くせりなんだけど。
それでも、次男くんは、一人で船に乗れたと自信満々のいい顔で帰ってきました。
こういった、よい勘違いが自信につながっていくんだろうな。
色々な人に見守られながら、すくすくと成長していっています。
大崎上島日記 一日一日を大切に
今、長男が小3で次男が小2なのですが、
最近、子供達大きくなったなーっと思うことが多くなりました。
先週、次男のお友達のお家の田んぼで稲刈りさせてもらいました。
次男くんは、一丁前にお手伝い。
横に立っている長男くんは、突っ立っているだけに見えますが、実はコンバインの空気が噴き出しているところに帽子を置いて、吐き出された稲のカスを帽子に集めている。
誰にも分からない超地味な一人遊び。
2学期になってから、次男くんが一人で下校なったので、大通りまで迎えに行くのですが、手を繋いで帰るのも、そろそろ終わりか〜っと思うと、ほんと子供時代は早いですね。
昔は、手が小さすぎて、手をつなぐ時は、小指を握っていましたが、その小さい手もずいぶん力強くなってきて、あと数年したら、旅立ちの時が来るんだろうなと思います。
この子達が独立したらどうしようか?を、そろそろ考えないとな、と思うこの頃。
大崎上島日記 何を怖いと思うかは人それぞれ
未来の年表って本を読んでました。
未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
- 作者: 河合雅司
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/06/14
- メディア: 新書
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これから起こる急激な人口の変化で何か起こるか?って本です。
何となく想像はしていたけど、やっぱり、超老人国になっていく。
これまでの延長上になはい少子化と高齢化のダブルパンチの時代が確実にやってくるということを、リアルに伝えてくれる本です。
そうなってくると、これまで成り立っていた制度もことごく成り立たなくなるだろし、これまでの当たり前も当たり前でなくなる。
それが、確実に20年後にはやってくる。
どんなに繁栄した国もいつかは滅びる。
日本の歴史も、繁栄して滅びて、繁栄して滅びての繰り返しですしね。
でも、国が滅びても人々の生活は案外変わらんのじゃないかな?と思ったりもします。
何が怖いって、何も知らずに気がついてたら崖っぷちってことが怖い。
今住んでいる島の姿は、何年か後の日本の姿。
東京だろうが、どこだろうが同じように老いていく、少子高齢化の勢いは止まってくれない。
本当に、結構、ハードな時代がやってきますね、きっと。
もう、大学受験がとか、そんなこと言っていられなくなる時代がやってくる。
どうやって生き残るかを結構リアルに考えないといけない時代がやってくるんじゃないかな?
今でも、十分にそんな感じだけど。
こんなこと書くと、絶望的な感じもするけど、意外とそうでもない気もする。
現実を受け入れさえすれば、人は意外としぶとい。
現実から目を背けなければ、そんなに怖いこともない、受け入れないといけないことは受け入れるだけだし、逃げられるのなら逃げるだけ。
目をつむってるから怖いんだと思う。そんな気がする。
関西弾丸ツアー ラーメン屋→佰食屋→DDD→モザンビーク
今週末、関西行ってました。
ラーメン屋
京都で、トラベロコの同僚と合流して、ラーメン屋へ。
やっぱり、ラーメン美味い。
佰食屋
次の日は、朝から佰食屋へ。
売上を、減らそう。たどりついたのは業績至上主義からの解放(ライツ社)
- 作者: 中村朱美(佰食屋)
- 出版社/メーカー: ライツ社
- 発売日: 2019/06/14
- メディア: 単行本
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この本読んでから、絶対行ってみたかったお店。
9時半から前売り券の販売、結構、並んでいる。
無事、11時からの席を確保。
名物ステーキ丼。
あっさり系で美味い!
チケット制なので、店もいい感じの活気で、働いている人も楽しそう。
DDD
一応、今回のメインイベント。
グランビア大阪のビルの37階が会場。
めっちゃ都会。
めっちゃ人、しかも男だらけ。。。。
みんな、ノートPC開いて、なんやかんやしている。
ザ・ソフトウェアって感じ。
久しぶりのセミナー参加、何年ぶりだろう???
結構刺激にはなる、年に1回くらいは、島から出てもいいかも。
モザンビーク
DDDのセミナーのワークショップの隣の人が、なんと、モザンビークで3年働いていた人だった。
その人はJICA関係の人ではないが。
久しぶりにモザン話で盛り上がる。
遠藤さんや、マプトや、懐かしい話ばかり。
しかも、勤めている会社が、京都で以前働いていた会社の近くのナベルって会社だった。この会社の前通ったことある!不思議な縁。
夜行バスで、広島へ。
帰ったら、最近ハマっている、屋根の修理。
枯葉を掃除して、瓦を変えて、だいぶ綺麗になった。
これめっちゃ便利!
街もたまに行くのはいいけど、やっぱり、島は静かでいい。
コンクリートジャングルは疲れるわ。
大崎上島日記 モチベーションの保ち方 来年はベトナムへ家族で行こう!
雨が続きますね。
こんな日は、モチベーションが下がります。
天候と共に、モチベーションが上がったり、下がったり。
さて、去年の今頃は、フルリモートのプログラマーに転職すべく仕事を辞めてしまい、結構な危機感でモチベーションを保っていました。
さて今年は、仕事も大分慣れてきて、私生活ともに満足していて、若干モチベーション下がり気味。
満足しているとモチベーションって下がりますよね。
一番手っ取り早いモチベーションのあげ方は、危機的状況に自分を追い込むこと。
火事場のくそ力を、意図的に発揮させる方法ですね。
仕事を辞めての背水の陣とか、とりあえず島に来ちゃうとかがそうですね。
後、自分の中に劣等感を作り出す。
学生の頃は、ほとんどこの方法を使っていました。
勉強出来ない自分は生きている価値がないと思い込むこと。
これも大きな力を生み出しますが、自分で自分を貶めるというのは、相当に諸刃の刃で、自己暗示をといて正常に復帰するのが相当に大変。
さて、今回は、来年ベトナムに家族旅行に行く事に決めました。
とりあえず、3泊4日で、チケット代約20万円、現地滞在費約15万、合計約35万円。
今の収入では、ちょっと難しい。
制約条件としては、
今を犠牲にして、お金を貯めない、がんばらない。
・仕事量は増やさない
・節約もしない
・家族との時間も減らさない
とりあえず35万円は、普通にお金を貯めてもいいし。(どうやって貯まるか不明だが)
全然違う方法でもいい。
要は家族で旅行できればOKなので。
とりあえず、来年に向けての目標設定は終了。
さて、後は頼んだ自分の脳みそ。
大崎上島日記 瓦は結構すごい
先日、屋根屋のやっさんが来てくれて、屋根の修理を教えてくれました。
大工事編
ずっと前から気になっていてた、ボロボロの屋根。
ここはトタン屋根に交換。
まずは、瓦を取り除いて。
割れていない瓦は、違う屋根用に確保。
瓦を取り除いたら、長年の雨漏りで野地板もボロボロ。
野地板も取り除いて、コンパネを貼る。
コンパネを貼ったったら、さっきまで、ボロボロだった屋根が、あら不思議しっかりした屋根に。
防水シートを貼って、トタンを乗せて終了。
瓦の吹き替え編
こちらの屋根は、雨漏りしているけど、そこまでボロボロでないので、割れている瓦をさっき取っておいた割れていない瓦と交換。
子供達も一緒に、やっさんに弟子入り。
瓦の交換方法や、雨が瓦をどう伝わるのか?どこから雨漏りするかを教わる。
結構、真剣にやっさんの話を聞いている子供達。
小学校の2、3年となると、なかなかの戦力に。
20枚くらい瓦を交換して、随分と綺麗になった。
今日の雨でも、雨漏りしなかったし、雨漏り治った気がする。
瓦って、これまで何にも思っていなかったけど、よく出来ている。
重すぎず、軽すぎず、弱いようで、結構強い。
瓦をはずした屋根は、想像以上に脆い。
屋根に瓦があるだけで、ボロボロの屋根の上にもなんとか立てるけど、瓦がなくなったた途端に、本当に歩くと穴が開く屋根になる。
一枚だと、簡単に滑っていくし、割れるけど、何枚も重なれば、全体がお互いを支え合って、結構しっかりと踏ん張る。
雨漏りの原因が分かれば、直すのは結構簡単。
瓦って、本当に単純な仕組みだけど、組み合わせると、結構すごい。
昔からの知恵はすごい。
屋根の直し方を、教えてもらったことで田舎力かなりアップした気がする。
大崎上島日記 平凡枠でいいじゃないか
夏休みもいよいよ終盤戦です。
花火に、
海に、
トマトにズッキーニ今年は結構取れました。
生活の合間に仕事したり、仕事の合間に生活したり。
仕事と生活が、完全に混ざっていて、いつ仕事していて、いつ遊んでいるのか、境目がなくなってきた感じがします。
真面目に仕事をして、真剣に毎日を生きていますが、相当にお気楽に過ごしています。
30代の頃、何かに秀でていないと生きていけないんじゃないかと思って、めっちゃ焦っていました。
ソフトウェアのカンファレンスに行って、壇上で話しているのが自分と同じ年と知って、めっちゃ凹んでいたり。
欲しいものと、手に入るものが、どんどん乖離していって、何のために仕事してるんだろう?って、結構しんどかった30代。
40歳を過ぎて、この島に来て、ようやく、欲しいものと、手に入るものが一致してきました。
スーパーな人はどこにいっても需要はあるけど、平凡な人もタイミングさえよければそれなりに需要がある。
それはモテモテのイケメン君でなくても、チャンスは巡ってくるのと同じ感じだと思う。
何かを手に入れるには、何か人より秀でた尖った部分がないといけない気がしていましたが、何かを手に入れることと人より秀でていることは、あまり関係ないなと最近思います。
世の中、不安を煽る情報が多いですが、そんなものはあまり気にせずに、自分の思うがままに生きていても、意外と生きていけるなぁと思う、この頃です。