おうち木工教室 作業の様子
木工と言うと大変なイメージかもしれません。
おうち木工教室で作る木工は大変ではないんです。
でも、こんないい感じの作品が作れます。
sw04 小さな引き出し
塗装
外側:c04れもん
引き出し:c03はちみつ
この作品が出来るまでの様子を見てみたいと思います。
この作業は自分の家です。実際の教室はここではありません。
木工教室の説明はこちらを見てくださいね。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
おうち木工教室 木Love - 滋賀県 大津市 - アートギャラリー | Facebook
それでは、気合をいれてスタート。
この子は作りません、一応補足・・・、いい顔していたので使ってみました。
これがSmile woodの木工キット。
既に切られた状態で、ノコギリでぎーこ、ぎーこの必要はありません。
特徴は、使用する木の産地が分かる。
今回は兵庫県生野峠。
ちょっと見にくいですが(読めないように写真を小さくしました)、2種類の図面が渡されます。
①墨付け図:木材のサイズ、穴のあける位置など
②出来上がりの寸法図:組みあがりイメージ
その図面に従って、木を組み立ててみる。
この時点では、組みあがりのイメージをするだけです。
ここでの注意は、ざらざら面とつるつる面。
木工キットは、片面をざらざら、片面をつるつるに加工しています。
ざらざら面が塗装した際にいい味になります。
これがざらざら面。
これがつるつる面。
写真ではよく分からないと思いますが。。。
実際に木をみるとすぐに分かります。
ざらざら面と、つるつる面に注意して完成イメージをまず作り、基準面にマスキングテープで印を付けます。
こんな感じ。
基準面と言うのは、どこから寸法を測るかの基準になる面です。
木材は必ず誤差があるので、木で使ってもの作りするさいには基準面は重要になります。説明すると長くなるので、内側の面で印をネジ穴の印を付ける面、みたいなイメージでOKだと思います。
でも、重要な作業です。さらっと流しますが念のため。
基準面の印付け終わりました。
次にネジ穴の印付け。
これは、地道な作業です。黙々と図面を見て寸法測って印付け。
図面の寸法を暗算すると脳トレになるかもしれませんが、
ちょっと、黙々と忍耐の時間。
スコヤを使って、直角の線を一気に書いたり、コピーをしたり、効率化を楽しんでもいいかもしれません。
作業後こんな感じです。
作品により作業量は違いますが、引き出しが多い作品は作業が多いです。
今度はドリルの為に下穴を開けます。
作業後、こんな感じです。
ここまでの、作業でだいたい1時間くらいです。
写真で作業を見ると、もっと早く出来る気がするかもしれませんが、
最初の組み立て、基準面に印を付ける作業に意外と時間がかかります。
理由は、
①木材はどれも長方形で、どこの部品なのかイメージするのに意外と時間がかかる
②平面の図面から、立体をイメージするのが意外と難しい
これは、結構いい脳トレです。
いよいよ穴あけ、電動ドリル使います。
もちろん手動のきりでもOKですが、時間がかかるので。。。
穴あけは、結構、個人の性格が出て面白いです。
ある人は、すごく大胆に、ある人はとても慎重に。
穴あけが終わると、次は組み立てです。
接着剤には、にかわ接着剤を使います。
Wikipediaによると、接着剤である膠として5000年以上前の古代から利用されていたと考えられている。とのことです。
こんなんです、独特の匂いがします。
にかわを塗ってで組み立て開始。
ネジで固定していきます。
この時、先ほどの基準面の印が重要になります。
赤いマスキングテープ分かりますか?
赤い印が内になるように、組み立てていきます。
引き出し完成。
次は外側の作業スタート。
こんな感じでとんどんネジで固定していきます。
外枠完成!
取っ手をつけて、塗装はまだですが、形は出来ました。
組み立てで面白いところは、少々間違っても最後である程度挽回できるところです。
最後に少しぐらいずれても、力でぎゅーっと合わしてネジで止める、もし、ちゃんと入らないようなら、木を削ってしまう・・・。ちゃんと、組みあがった方がもちろんいいんですけどね。間違っても最後に、力技で辻褄を合わせられるところが面白いなぁと、僕なんかは感じています。
次はトクサで表面をきれいします。
これが木賊。
こんな感じにちぎって、ごしごしすると、
草で木が磨けます!!
結構面白いですよ。草で木を削る感覚。
ここまで、1時間半くらい。
いよいよ塗装。
Smilewoodの作品は、ざらざら面にさらっと塗る感じの塗装がよく似合うのでスポンジで伸ばす感じがいいかな?と思っています。
生徒さんによっては、超こってりの人もいるので、そこはお好みです。
塗装終了乾燥待ち。
今回は、
外側:c04れもん
引き出し:c03はちみつ
同じような黄色ですが、はちみつの方が明るい黄色。
結構いい感じに出来上がり!
ここまで、2時間くらい。
参考に時間を書きましたが、
こんな感じで、目の前に子供達を遊ばしている環境で作業していました。
なので、木工作業に集中すれば、半分の時間くらいで終わる気がします。
実際、教室でもひたすら集中して早くを作業するのではなく、作業を楽しみながら生徒さんのペースで楽しくやっていただければと思っています。
おうち木工教室のに興味持たれた方は、
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