2014年の4月より育児時短勤務取得中です。
男の育児時短勤務については、↓で書いたので興味ある方はどうぞ。
先日この記事を読んでから、「働き方」と「迷惑」について、考えています。
人に迷惑をかけよう|柴田朋子~キャリアデザインでHAPPYになろう~
さっき、『育児 時短勤務 迷惑』で、Google検索したら予想以上にヒットして、世間の働くママは想像以上に大変なんだなぁと、しみじみと思っています。
なぜ、育児時短勤務が人の迷惑になるのでだろうか?
検索結果を見ていると、自分の他の人と違う働き方によって、
・同僚や職場に負担をかける
・自分だけ特別扱いが申し訳ない
それを迷惑だと解釈している例が多いような気がします。
それらの問題は、本当は個人の迷惑と言うレベルでなくて、組織の仕組み・仕事の割り振り方・管理職の技術など、もっと大きなレベルでの問題を抱えている気がしています。組織の欠陥のしわ寄せが弱い個人に行っていて、なんか個人の迷惑というレベルでその都度切り捨てられる。
一番弱い人が、切り捨てられると、次に弱い人にしわ寄せが行って、次から次への生贄が必要な感じ。なんか、そんな気がしています。
じゃあ、どうすればいいのだろう?
残念ながら、こうすれば正解と言うのはないと思います。
でも、自分が大切かな?と思うのは。
・考えることを止めないこと
・迷惑かどうかはぶつかってみないと分からない
考えることを止めないこと
最近、読んだ鴻上さんの本に、とてもいいことが書いてありました。
「考えること」と「悩むこと」を区別する
「自分は会社や同僚の役に立っているのだろう?」
こんな悩んでいる状態は、思考停止状態です。
そこから何も生まれない。
「この時間が全然ない状態で、自分が出来ることはなんだろうか?」
考えると、一つくらいは、出来ることが見つかる。
その細い道を辿っていけば、何かに繋がるのじゃないだろうか?
そんなことを思っています。
相手に迷惑かどうかはぶつかってみないと分からない
これも、鴻上さんの本からです。
そもそも、その行為が迷惑かどうかは、やってみないと分からない。
よくあるのが、
人に迷惑を掛けないように、仕事を一人で抱え込む。
→気が付けば、本人でカバー出来ない程の、大問題になる。
その逆もよくあると思います。
例えば、町内の運動会。
これは、昔は良い行事だったのでしょうが、今となっては、とても迷惑な人も多い。
よくよく考えれば、世の中の仕事は、他人の困っていることを引き受けてお金を貰っています。
迷惑を引き受けてお金をもらっていると、言ってもいいかもしれません。
自分で決めつけないことが大切かも?
どんな人でも欠点のない人はいません。
どんな人にも、ダメなところはありますよね。
それが迷惑かどうか?
自分が迷惑だと思っている事は、どれくらい本当でしょうか?
勝手な思い込みでないと言い切れますか?、ちゃんと聞いてみると意外と違う答えがみつかるかもしれません。
特に、男性上司は時短勤務で働く人の気持ち、現状は、ほとんど分かっていないと思います。それは、単に想像が出来ないだけで、ちゃんと伝えてみると、意外と分かってくれる人もいるような気がします。
と言ったけど、どうなんだろう?
理解する気すらない人もいるんだろうか??
どっちにしろ、クビになっていないと言うことは、自分の働きを必要とされていると言うことです。
今の働きが、給料に見合わないなら、給料を下げてくれればいいだけのことなんですが。。。
結局、働きに対する評価基準がちゃんとしていないところが、迷惑と言う個人の問題にされてしまう、問題の元凶なんじゃないだろうか?と思ったりもします。