父親が時短勤務をして得られること 育児でつく力
昨年4月から育児時短勤務を始めて、1年が経とうとしています。
勤務時間は8:30~15:15
とても充実した一年だった気がします。
育児時短勤務をして得られること、子育てをしてして得られること、まとめてみたいと思います。
育児時短勤務で得られること
これは、ずばり、『緊急でないが重要なこと』に費やす時間を確保できることです。
人間の活動を重要度を縦軸、緊急度を横軸に分類した人間活動の4つの領域の第Ⅱ領域の時間のことです。
まんがでわかる 7つの習慣 p89より引用
緊急でないが重要なこと、それは、家庭や家族だろうと、僕は思います。
そこがぐらついていると、なんの為に忙しくがんばって仕事しているのか、分からなくなる。
家庭がぐらいついて、ゆっくり休めいないようでは、自分の本来の能力が発揮できず、結局、仕事の効率が悪くなり長く働く悪循環に陥るのではないかと思います。
昔はそれを支えるのは母親の役割みたいなイメージがありましたが、本来、出来る人が出来ることをすればいいんじゃないかと思っています。
時短により変わること
時短勤務をすると当然ですが、圧倒的に時間がなくなります。
仕事に対する取り組み方も、180度変わります。というか、今までのやり方では、仕事が終わらなくなります。
今まで自分で、ゴリゴリと黙々と実務をこなしていたのですが、他人に仕事を助けてもらうないとどうにもならなくなりました。
自分でやれば、すぐ終わる作業を、他人にわざわざ説明してやってらう。
これは、物凄く、面倒で大変な作業でした。
感覚的には、かんばらないように、かんばる感じ。
今までと、全然違う筋肉を動かす感じに似ている気がします。薬指を動かそうとしている感覚に近い。
それは、プレーヤーだった人が管理職になるときに超えないといけない壁と同じ気がします。自分は管理職なったことがないですが・・・。^^;
育児でつく力
これは、人を育てる力です。
そのままなんですが、でも、このことの重要性に気が付いている人は、少ない気がします。
先月、OJTリーダー養成講座に行ってきました。
イベント案内 | 2015-02-14 (土) OJTリーダー養成講座(大阪) - LLCチーム経営イベントサイト
内容はこんな感じでした。
コミュニケーションの基本
・相手に関心をもつ
・自分をオープンにする
・安全地帯を作る
伝える力、聞く力
教える事と支援することの使い分け
影響を与える
研修中なんか自分はこの内容を知っている気がするぞ?っと思っていて、なんでかと思ったら、「子育てか!」と気が付きました。そこで、学んだことは、日々、子供達と接して、考えて実践していることでした。
子供はコミュニケーション能力が低いと思っているかもしれないですが、それは違います。子供は言語能力が低いだけで、コミュニケーションの基本は大人よりも出来ている気がします。
問題は、大人が子供に関心を持っていない、自分をオープンにしていない、相手に安全に話をさせないなどでしょう。
会社で大人相手にコミュニケーションの基本を試すのは難しい。
でも、子供相手なら、相手は自然に基礎が出来ています。
・親の事を注意深く見ています
・自分事を知って欲しいと思っている
後は、大人の親がどれだけ、子供に関心をもって、心を開けて、話を聞けるかです。
自分の子供相手にコミュニケーションの基本の訓練は丁度よいと思います。
伝える力、聞く力
教える事と支援することの使い分け
影響を与える
これらは、もろ、子育てですね。
まとめ
一年間、子育てしてみました。
日々、成長している子供達に接していると、自分も成長出来た気がします。
日々、子供達の成長のエネルギーを分けてもらっています。
時短勤務、子育て、で得られること結構多いです。
でも、いいことばかりではありません。
会社での昇進、残業が当たり前の現場での自分の立場、周りの視点、いろいろ捨てる覚悟も必要です。
結局、自分の価値観が何か?って、ことだろうと思います。
時短勤務は、子供達が小学校入学まで続けるつもりです。
育児は終わりはないですね。
一年間、結構がんばったと思います。
一年間、作り続けた、ヨシケイ、随分上手になりました。
子供達からの苦情も減りました。
家事の戦力になってきた にぃに
存在自体が面白い おとうと君
お手伝いのやる気は満々です。
こんな風景に日々癒されています。
過去の時短勤務についての記録
育児の大変なところはエンドレスなところですね。
これからも、ぼちぼちやっていきます。^^