道草道

大崎上島での移住の記録(2016年4月~):子育て・古民家改造・裏山開拓・造船所・たまにプログラミング

福島第一原発

ずっと、気になっていた福島第一原発

見たところで、何が変わる訳でも、何ができる訳でもないですが、

一度、ちゃんと見てみたかったので近くまで行ってみました。

 

知り合いが福島にいるので家にとめてもらい、車で6号線を北上。

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車からの景色は、普通の田舎の景色。

でも、誰もいない。

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町のあちらこちらに、防犯カメラ。

空き家に泥棒が入るので、その対策のようです。

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除染土の袋があちらこちらに積まれている。

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除染土を運ぶトラック

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町のあちこちが、バリケードで封鎖。

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普通の風景なのに、誰もいない町。

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警察官と白い防護服を着た人と、

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除染土ばかり。

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結局、福島第一原発を見ることは出来ませんでした。

ただただ、異様な雰囲気でした。

 

途中、放射線濃度の表示がありましたが、

放射能は見えないだけに余計に不気味でした。

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何もなかったかのような、綺麗な海。

 

相馬市などの津波の被害地は、何もなかったですが、綺麗になっていました。

でも、福島第一原子力発電所の周辺は、当時のまま、時間が止まっているようでした。

5年立っても、近づくことすら出来ない原発

直すことも、壊すことも、どうすることも出来ずに、

ただただ、封鎖することしか出来ない、原発

 

それでも、また、原発を動かすことを選んだ日本。

この選択は、未来の歴史の教科書に、どう書かれるんでしょうね。