連れ合いが買ってきたこの本、
タイトルが、また、9割か、、、
とは思ったんですが、なんとなく読んでみたら、思いのほか面白かった。
イチローのお父さんとか、卓球のあいちゃんのお母さんとか、一流のスポーツ選手の親が専属コーチのように子供の付き添う。
その勉強版って、感じですね。
アマゾンの評価の低いレビューを見ると、お金持ちしかできないことだと書かれていたりします。
たしかに、有名私塾に入れて、塾通いさせて、好きなだけおこずかいをあげる、とかお金がないとできない。
でも、この本には、お金がなくても出来るアイデアがいっぱいあると思いました。
僕がいいなぁと、思ったのは、
・勉強のスケジュールをたてる
・模試や過去問の整理をしてあげる
これは、別にお金がなくても出来るし、自分が学生の時を振り返ると、その時は重要な気がしていたけど無駄な時間だったなぁと思う。
特に問題だったのは、スケージュールや整理をがんばってすると、それで満足してしまうことが多い。
受験のコーナーには、スケジュールの立て方なんて本はないけど、大人用の書籍にはいろいろ時間管理や整理術の本があって、このお母さんはそんなビジネス書にも、きっと、目を通していたんだろうと思う。
早い段階で効率の良い時間管理術や整理術を身につけることは、受験が終わった後も、役に立つだろうと思う。
後、なるほどと、思ったのは、
・ノートは1問1ページ
・単語帳は真ん中からはじめる
・受かる子は「ちょうどいい筆圧」を知っている
ホントに、よく子供のこと観察しているなぁと、感心する。
子供が失敗するたびに、一緒になって、これどうだろう?あれどうだろう?って、試行錯誤していたんだろうなぁと思う。
受験において大切なのは、毎日、毎日、決めたとこを淡々と丁寧にやりながら過ごすこと
昨日のことは忘れる。今日のことだけ考えよう。明日のことは考えない。
受験だけでなく、これはホントに大切だと思う。
別に批判するのは自由だけど、そんなことに労力使うなら、この人のいいところを盗めばいいのにと思う。
まあ、お母さんが前面に出すぎている気がしないでもない。
別に、サポートするのは、お父さんでも、おじいちゃんでも、おばあちゃんでも、誰でもいい気もします。
そこが気に食わない人も多いんだろうなぁとは思う。
ただ、身近に、これだけ優秀で強力なコーチがいれば、子供はさぞかし勉強しやすいだろうなと思う。
おまけ、連れ合いの感想は、こちら。
同じ本読んでも、見ているとことが全然違うのは、なかなか面白い。