プログラマー時代に、格闘していたレガシーコード。
レガシーコードとは、秩序のないソースコード。
レガシーコード改善は、自動テストで保護しながら、地道にコツコツと、秩序ある陣地を増やしていく作業。
最初は、こんなソースコードどうにかなるのか?と、先の見えない暗闇を歩いている感じだけど、少しずつ、少しずつ、自分の掌握した陣地を増やしていくと、そのうち全体の構造が見えてきて、だんだんと秩序が見えてくる。
秩序が見えてくると、最初は、とてつもなく大きく見えたソースコードが、だんだんと小さく見えてくる。
新しい仕事もそれに似ている。
最初は、何もわからなくて、何もかも混沌として膨大に見えるけど、少しずつ少しずつ、自分の掌握範囲を増やしていて、秩序ある陣地を増やしていくと、膨大に見えていた仕事がだんだんと小さく見えてくる。
混沌の中に身を置いて、その場に留まることが大切な気がする。
最初は、真っ暗闇の激流の中で、何が襲ってくるか分からない不安に押しつぶされそうになるけど、そのうちその環境に体がなれてくると、いろいろなことが見えてくる。
最初は、見えてくるだけで、実際にできることは少ないけど、少しずつ少しずつ出来ることをやっていると、自分の掌握した陣地が増えてくる。
そうして自分の影響範囲を増やしいくと、だんだんと、仕事が小さく見えてくる。
プログラミングと養殖全然違うけど、なんとなく似ている。
ほかの仕事も同じかもしれないですね。