道草道

大崎上島での移住の記録(2016年4月~):子育て・古民家改造・裏山開拓・造船所・たまにプログラミング

自分の安全圏内で、冒険することのススメ

海外青年協力隊、育児時短勤務、島への移住、リモートワーク、これらの人生の出来事を並べると、自分の行動パターンに気がつく。

 

将来起こるだろう不安に対して、本気で追い込まれる前に、安全圏内でプチ破綻を実験している感じ。

 

海外青年協力隊時は、30代目前だった、気ままにしていたらよかった新人時代が終わり、リーダー的な役割やプレゼン能力が求められてきているの感じていた。

国の制度を使って、安全な環境で自分のアップデートを試していた。

 

育児時短勤務は、連れ合いと二人の世界から、子供いる生活になって、家事や生活がどう変わるか知っておく必要があると思った。

会社の制度を使って、子育ってどんなものか経験してみた。

 

島への移住、リモートワーク は、これから起こるかもしれない未来のシミュレーションに近い。

これから起こる人口減、会社の倒産などに、本当に巻き込まれる前に、まだ、若くて余力のあるうちにプチ体験している感じかもしれない。

今なら、もし、失敗しても街に帰ればいいだけなので、最低限の安全は確保されている。

 

これが、子供が大きくなってお金がかかるようになり、家のローンも組んでいて、そんな状況で起こったと想像すると、恐ろしくて仕方がない。

 

島への移住、リモートワーク へのチャレンジを通して、自分の市場価格、家族が幸せに暮らせる最低限の収入、自分にとって幸せって何だろうかとか、色々と分かったことがあった。

 

未来なんて予想できるわけないのだけど、一番、不安に思っていることのプチ体験が予めできるのなら、さっさと体験して、次の不安に備えた方がいい。