たまたま、目にした地域おこし協力隊にかんする二つの記事。
一つ目は、やる気はあるけど地域の要求とマッチしなかったケース。
二つ目は、やる気なしのチャラ男くんのケース。
二つのケースを、別にどうのこうのいうつもりはないですが、海外青年協力隊によく似ているなぁと思う。
海外青年協力隊の場合、言葉も十分に話せない状態で完全に別世界に行くので、ある程度あきらめというか、少々のことでは、びっくりしない覚悟が出来る。
チャラ男くんのように、肩の力を抜いて挑むほうが、結果的に異文化に上手く溶け込めることもあると思います。
でも、地域おこし協力隊の場合は、相手が同じ日本人なので、話せば通じる気がして、余計に難しいのかもしれない、なんて、気がします。
僕は、地域おこし協力隊ではないですが、やっていることは、ほとんど地域おこし協力隊みたいなものだと思います。
一歩間違えば、この2人と同じような運命をたどるんだろうなぁ、なんてことを思います。
海外青年協力隊や地域おこし協力隊にかかわらず、普通の会社勤めでも、基本は一緒じゃないのかな?なんてことを最近思います。
変えられるのは自分だけ
人を変えよう、組織を変えようとするのは、ほぼ上手くいかない。
ただ、既存の組織の風習に従えと言いたい訳ではないです。
たとえば、既存の組織で情報が上手く伝達できていないなぁと思った場合は、情報を上手く流れるようにするだけで、結構、上手く回りだすこともあります。
自分を変えても、たぶん変わらない自分の芯みたいな個性があります。
きっと、その部分で勝負すればいいのではないかな?
なんて事を思います。
他人を責めたくなるときには、定番ですが「嫌われる勇気」がお勧め。
本気で組織を変えてみたい人には、この本なんかが参考になる気がします。
最初に2つの極端な記事を紹介してしまいましたが、大崎上島の地域おこし協力隊の人も含め、たいだいの人は、がんばっていると思いますよ~。
僕は、地域おこし協力隊という制度は結構好きです。