道草道

大崎上島での移住の記録(2016年4月~):子育て・古民家改造・裏山開拓・造船所・たまにプログラミング

大崎上島日記 地域おこし協力隊の光と影

たまたま、目にした地域おこし協力隊にかんする二つの記事。

 

一つ目は、やる気はあるけど地域の要求とマッチしなかったケース。

dot.asahi.com

 

二つ目は、やる気なしのチャラ男くんのケース。

dot.asahi.com

 

二つのケースを、別にどうのこうのいうつもりはないですが、海外青年協力隊によく似ているなぁと思う。

 

海外青年協力隊の場合、言葉も十分に話せない状態で完全に別世界に行くので、ある程度あきらめというか、少々のことでは、びっくりしない覚悟が出来る。

チャラ男くんのように、肩の力を抜いて挑むほうが、結果的に異文化に上手く溶け込めることもあると思います。

 

でも、地域おこし協力隊の場合は、相手が同じ日本人なので、話せば通じる気がして、余計に難しいのかもしれない、なんて、気がします。

 

僕は、地域おこし協力隊ではないですが、やっていることは、ほとんど地域おこし協力隊みたいなものだと思います。

一歩間違えば、この2人と同じような運命をたどるんだろうなぁ、なんてことを思います。

 

海外青年協力隊や地域おこし協力隊にかかわらず、普通の会社勤めでも、基本は一緒じゃないのかな?なんてことを最近思います。

 

変えられるのは自分だけ

 

人を変えよう、組織を変えようとするのは、ほぼ上手くいかない。

ただ、既存の組織の風習に従えと言いたい訳ではないです。

 

たとえば、既存の組織で情報が上手く伝達できていないなぁと思った場合は、情報を上手く流れるようにするだけで、結構、上手く回りだすこともあります。

 

自分を変えても、たぶん変わらない自分の芯みたいな個性があります。

きっと、その部分で勝負すればいいのではないかな?

なんて事を思います。

 

 他人を責めたくなるときには、定番ですが「嫌われる勇気」がお勧め。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 本気で組織を変えてみたい人には、この本なんかが参考になる気がします。

ディープ・チェンジ 組織変革のための自己変革

ディープ・チェンジ 組織変革のための自己変革

  • 作者: ロバート・E・クイン,Robert E. Quinn,池村千秋
  • 出版社/メーカー: 海と月社
  • 発売日: 2013/07/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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 最初に2つの極端な記事を紹介してしまいましたが、大崎上島の地域おこし協力隊の人も含め、たいだいの人は、がんばっていると思いますよ~。

僕は、地域おこし協力隊という制度は結構好きです。