昨日は、長男の保育園の卒園式でした。
卒園者は、息子も含めて5人。
5人だと、全員の顔と名前も親も知っているし、一人ひとりが主役の卒園式でした。
本当に、みんないい顔をして、誇らしげに卒園式を迎えていました。
うちの長男くんは、ちょっとプライドが高く完璧主義なところがあります。
負けず嫌いで、負けそうな勝負は、そもそもしない傾向があって、
得意なことは、どんどんやるから得意だけど、
苦手なことは、やらないからますます苦手とい傾向がありました。
得意なところを伸ばすという考え方もありますが、苦手なことが社会生活に支障をきたすほど苦手だと、ちょっと、シンドイ。
僕自身が、そういう傾向にあって、結構、大人になってから苦労したので、
長男くんの能力の凸凹大丈夫かな?
と、少し心配していました。
幼稚園に入って、やりたくないことも、やらされ、泣いていたこともあるようです。
しかも、出来ないで放っておいてもらえず、
出来るまでしっかり、先生に付き合ってもらって、
いろいろな苦手なことを、出来ることに変えていった一年。
自分には、苦手なことがある、でも、練習すれば、それなにり出来るようになるという手ごたえを掴んだようです。
自信といういうのは、その字の通り、自分を信じる力なんだなぁと、しみじみと思った卒園式でした。
本当に、よい顔をして、卒園していきました。
卒園式は、仕事が忙しいから、最初はパスする予定だったのですが、
連れ合いに、
「絶対に出ないといけない」
「このままでは、あなたは、母と子供の3人家族のおまけの人になってしまうよ」
と言われ、必死に仕事をやりくりして、貴重な2時間をひねり出しました。
子供の成長は、一瞬、今この瞬間を、大切にしないと、
本当に大切なものを簡単に、見逃してしまう。
そんなことを思った、卒園式でした。