道草道

大崎上島での移住の記録(2016年4月~):子育て・古民家改造・裏山開拓・造船所・たまにプログラミング

砂漠の国に砂を売れ 石川憲二 地球規模の資源の商売のお話が面白い。これからは空気や水などの「あたりまえのもの」が商品になる。日本は地球の屋久島になったらいいのにと思いました。

 

 先週金曜日久しぶりに時間があったので、本屋をぶらぶらしていた時に、ふと目に留まって買ってみた本ですが、思いのほか面白く、一気に読んでしまいました。

 

  • 第1章 「砂」の争奪戦が始まった
  • 2章 「水」が品不足になる日
  • 3章 「空気」を店頭に並べる

 

日常、どこでもあるような気がしている物が商品となり、実際に地球規模でそれらの資源が争奪戦が始まっているお話。

 

第1章 「砂」の争奪戦が始まった

 指摘されるまで気が付いていなかったのですが、現代の建築物はコンクリートの塊です。砂と砂利で出来ています。なので砂がなければ何も建てられない。

なんか、砂ってその辺のを使えばいいんじゃないの?と思っていたのですが、コンクリートに適した大きさの砂とか、不純物が混ざっていないことなど条件があるらしく、とれる場所が限定されるらしいです。

それで、世界中で砂の取り合いになっている。

ドバイのカジノは有名ですが、

p76 最初に完成したパーム・ジュメイラはサッカーグラウンド800面分以上の広さがあり、埋め立てに9400万立方メートルの砂と700万トンの岩石が投入されたという。 

『砂漠の国に砂を売れ』というタイトル通り、この建設に国中の砂を使い尽くしたらしく、この続きを作るためには、砂の輸入が必要だったとのこと。

第2章 「水」が品不足になる日

水不足は、なんとなくイメージ出来ます。

最近、日本でもミネラルウォータも普通です。

でも、本来農業用地に出来ないような土地で大量の地下水を使って農業をやり、どんどん地下水がなくなってきている、というような話はあまり知りませんでした。

中学校の地理でならったような気がする、アラル海と言う湖は、昔は世界第2位の大きさだったらしいのですが、農業用に水を使いすぎたために7分の1になってしまったという話は、ちょっと衝撃的でした。

3章 「空気」を店頭に並べる

これは、最近流行のPM2.5の話。

石油の値段の高騰のため石炭を多用し、中国、インドなどで異常な大気汚染が発生しているとのこと。

 

そんなお話で、作者は「あたりまえのもの」のビジネスの可能性について語っています。

ただ、僕がこの本を読んで思ったのは、これからは「やっぱり、森じゃないのか?」と言うこと。

 

☆☆☆ 「鎮守の森」 「木を植えよ!」 宮脇昭 人がいない風景はどんなだろうか? - 道草道

 

作者は、水、空気などを工場で作って売るつもりみたいですが、僕は木を植えて森を増やす方が素敵だと思いました。

 

これだけ地球規模で環境破壊が進む時代、ヒノキの人工林を自然な状態に戻して日本が、世界の屋久島みたいなればいいのにと思ってい読んでいました。

 

世界中の人が美しい自然を求める日がくるんじゃないかな?

日本中を美しい森にして世界に売り込むことが出来れば素敵だな、と夢想しています。

 

 風の谷のナウシカのコミックの森の人のイメージです。

 

うまい具合に人口もどんどん減っていますし、丁度いいんではないでしょうか?

わざわざITのような全世界の人と平等に戦う舞台で勝負しなくても、日本の地の利を十分に生かせばいいのでは?と思うのです。

 

若干、妄想で脱線しましたが、ビジネスって、こんな視点もあるんだと思わせられた面白い本でした。

「鎮守の森」 「木を植えよ!」 宮脇昭 人がいない風景はどんなだろうか?

 

鎮守の森 (新潮文庫)

鎮守の森 (新潮文庫)

 

今、住んでいる場所に人がいなければどんな風景なんだろうか?

もともと、森なんだろうか?草原なんだろうか?

昔、そんなことを考えていたことを、この本を読んで思い出しました。

 

本を読むとき、同じ作者を連続して読む癖があり、次に読んだのがこれ。

木を植えよ! (新潮選書)

木を植えよ! (新潮選書)

 

 

全ての人間活動を停止したときに、その土地の自然環境で最終的に到達する姿を「潜在的自然植生」と言うそうです。

 

本の中で、その土地本来の木による森を、「ふるさとの木によるふるさとの森」と表現されていました。

杉の人工林はもちろん森の本来の姿ではないし、里山も森の本来の姿ではない。

その土地本来の森を探るヒントは、お寺や神社などに残されている「鎮守の森」に、ぽつん、ぽつんと残されいる。

それは昔の日本人が宗教と自然を上手く結びつけて今に残した、世界的に見ても奇跡的な森らしいです。「鎮守の森」に残されたヒントがこれから日本が生き残るヒントになる。そんなお話でした。

 

人工林にしろ里山にしろ、森と人との共生が前提です。全ての山に人手が入らなくなった今の時代、人工林や里山をほっておけば荒れるだけ。

人が使わない山は、人の手を必要としない本来の森の姿を取り戻して、自然に返せればいいんだろうなぁ、そんなことを考えていました。

 

ただ、「鎮守の森」を読んでも、なぜ、それほど「ふるさとの木によるふるさとの森」を作ることを宮脇さんが重要視するのがかよく分かりませんでした。

 

その辺りの話が、「木を植えよ!」を読むとよく分かります。

 

地球という視点で見ると、人は森に寄生してしか生きていけない生物なんですね。

植物が生産する酸素がないと生きていけない存在。

今、森がなくても、人は自分達だけで生きていける気がしていますが、それは大きな勘違いだと、気づかせてくれます。

森が消えることは、生物の人間としての危機である、そんなことを生態学者としての視点で語ってくれています。

酸素を工場で作ればいいじゃないかと言う人が、ひょっとしてたらいるかもしれません、でも、お日様と水が、あれば酸素を自動生成する自然の森の方がどれだけ経済的が誰が考えても分かりますよね。

 

この本を読んで、以外だったのは、草というのはちゃんとした森の中では成長出来ないんですね。木にも相棒みたいのがあるらしく、その相棒がタッグを組んで森を形成しているお話は、面白いです。

 

「鎮守の森」p46 師匠のチュクセン教授の言葉

「現代の人間には、二つのタイプがある。見えるものしか見ようとしないタイプが半分。この人たちは計量化できる要因をコンピュータにインプットして、その資料からいろいろな判断をしていく。

・・・・

もう一つのタイプは、見えなものを見ようとするタイプだ。実は現代の科学技術で計量化でき、見通せるものはまだまだ少ない。むしろ我々はコンピュータにインプットできない見えないものを見る努力をこそするべきだ。それが生物の、そして人類の最後に残された英知ではないか。

・・・」

 本の中では、「潜在的自然植生」を見つける方法としての文脈で出てきていました。

この表現、上手いなあと思ったものの、よくよく考えると、どういうことだろう?

 

  • 見えるものしかみようとしないタイプ

表面的な結果を見て判断する人

現状に諦めている人

自分では何も出来ないと思っている人

命令待ちの人

 

  • 見えないものを見ようとするタイプ

本質を理解しようとする人

夢を実現しようとしている人

何かを変えようとしている人

実現したいことのある人

 

見えないものを見ようとする人でありたいなぁ、と思いました。

 

「鎮守の森」 p160 「最高条件」と「最適条件」

植物が長く生き続ける生態学的条件とは、生理的な要求がすべて満たされない、少し厳しい、少し我慢を強要される状態。これが一番健全な状態で最適条件。それに対し、生理的な要求をすべて満たしてしまう最高条件の状態では、生命は長持ちしない。

 

今の日本は、生体条件でいう「最高条件」に近く、ハングリー精神や生きる力が失われているのだろうというような話が続きます。恐竜やマンモスなどの例のように「最高条件」を満たす状態たいというのは、危険な状態とのこと。

これなんかは、日本人みんなが薄々気が付いていることだけど、生態学と結びつけると納得感があるなあと思いました。

町屋木工教室 in ヒノコCafe 開催のお知らせ

土日に木工教室をしているのですが、今度、京都で開催します。

f:id:legacyCode:20141106115539j:plain

京町屋で囲炉裏を囲みながら、国産の杉を使った木のもの作り楽しんでみませんか?

道具はすべてこちらでご用意します、もの作りの経験がない方でもお気軽にご参加出来ますよ(*^^*)

日時:11月29日(土)13:30~16:30
会場:ヒノコCafe
   京都市中京区寺町通二条下ル榎木町98-7
   地下鉄東西線京都市役所前」11番出口より徒歩3分
   http://www.hibana.co.jp/kyoto-pellet/index.html
参加費:
◆3,800円(税込)
・sw01 ティッシュケース

f:id:legacyCode:20141106115843j:plain

・sw04 小さな引き出し

f:id:legacyCode:20141106115901j:plain

・sw24 ガラス瓶の小物入れ

f:id:legacyCode:20141106115911j:plain


◆4,500円(税込)
・sw03 飾り棚

f:id:legacyCode:20141106115958j:plain

・sw34 Box in box

f:id:legacyCode:20141106120010j:plain


◆5,500円(税込)
 作業量が多いので、カップル限定。2人で一つの作品をお作りいただけます
・sw45 5つの小引き出し

f:id:legacyCode:20141106120045j:plain

※すべてのコースにヒノコ 森のお茶セット付き

カラーは20色よりお選びいただけます。

f:id:legacyCode:20141106120121j:plain


お申し込みはfbイベント参加ボタンをクリック☆

町家木工教室 木Love in ヒノコCafe | Facebook

 

メールでも承ります。

・お名前
・お電話番号
・型番と作品名
・ご希望のカラー番号とカラー名

をお知らせください。

メール:
poipoipoi33378「アットマーク」gmail.com
※「アットマーク」の部分を@に置き換えてください。

どうぞお気軽にお問い合わせください。(・ω・)ノ

次の戦略 デコ

 惨敗した、フォレオ手作り市。

失敗出来る楽しさ フォレオ手作り市に出店 - 日々、道草

 

あまりに無戦略で突き進むのを見かねて、次の戦略を、連れ合いから頂きました。

 

デコる

②小奇麗に

 

デコる

小さなテープカッターをデコる。

f:id:legacyCode:20141102165759j:plain

f:id:legacyCode:20141102165809j:plain

ホットボンドで、どんぐりを接着します。

 

goot ホットボンド トリガー付 HB-45

goot ホットボンド トリガー付 HB-45

 

 

結構、しっかり付きますよ~。

やってみると結構簡単で楽しい。

 

連れ合いが即席で作った飾りをつけてみる。

f:id:legacyCode:20141102170525j:plain

もう少し工夫の余地はあるけど、おもしろい気がする。

次はこれを試してみよう。^^

 

②小奇麗に

うーん、これはどうするかな??

服買いに行くか。。。

 

おうち木工教師のFBのページです。


おうち木工教室 木Love - 滋賀県 大津市 - アートギャラリー | Facebook

失敗出来る楽しさ フォレオ手作り市に出店

フォレオ手作り市に出店してみました。

こんな感じ。

f:id:legacyCode:20141102071816j:plain

他の出展者さんの雰囲気は、こんな感じ。

絵、肌のペイント、プラパン、いろいろなものを出店されていました。

ディスプレイの仕方とか持ってきているものをみて、結構勉強になりました。

f:id:legacyCode:20141102071828j:plain

自分は、

あおぞら木工教室

「小さなテープカッター作り 1500円」

として、出店しました。

結果は、・・・・。

まあ、初めてだしこんな感じかな、と無理やり納得。

過ぎたことを考えても仕方がない。

 

小さなテープカッター自体に反応してくれる人は何にかいたので、次回は普通に売ってみようか思っています。今回は、先週風邪でダウンしていたので、作る余裕がなく、前日葬式で準備の時間もなかったので、次回、がんばろう。(言い訳材料は大量にあるのです^^)

 

今回感じたのは、モノを売るって難しい。

当たりまえですが。

 

それと、魚釣りに似ている。

同じ餌、竿でも釣れる人と、釣れない人がいますよね。

何人かは、足を止めてみてくれている訳で、

その状態は「なんだろう?」って状態。

そこから「これ欲しい」に思わせたら売れるってことですよね。

 

今回の適当ディスプレイにも関わらず、「なんだろう?」って、足を止めてくれる人がいたことは、やっぱり、Smile woodの木工キットはモチベーションが高い気がしました。実際、売っている人もいる訳ですし。


Smile wood 作品リスト

 

僕が狙っているのは、

「なんだろう?」→「これ欲しい」→「これ作りたい」

 

ぶらぶらしてた、おっちゃんで、こんなん自分で作れるという人が何人かいました。

それは、自分の見せる力の不足だな~っと、今の課題を教えてくれた気がします。

 

たぶん、木工技術で勝負してはいけないんだと思う。

こんな簡単にいいものが作れるという、驚きとか、びっくりとか、どきどきとかそんなものを売りたいなあと思う。

 

技術自慢のおっちゃん達に、こんな簡単にこんなものつくれるんだぁ、と思わせたいなあ。

手間暇かけて、いい作品を作るのはもちろん必要で、すばらしいと思うけど、自分は発想を売りたい。まだまだ、どうすればいいのか分からないけど。

 

そもそも木工教室をするきっかけになったのは、「日本の森を守るために、木工教室を広める」っていう、Smile woodの考え方。


Smile wood とは

 

でも、本の森を守るためを前面に出して、売るのはなんか違う気がする。やっぱり、いいと思って買ってもらいたい。それが日本の森も元気にするなら、もっといいと思う。

 

木工キットをどう料理するのかは、こっちの力量次第なんだろうなあ。


おうち木工教室 木Love - 滋賀県 大津市 - アートギャラリー | Facebook

 

今回は、主夫でもプログラマーでもない話題ですが。。。

おうち木工教室 作業の様子

木工と言うと大変なイメージかもしれません。

おうち木工教室で作る木工は大変ではないんです。

 でも、こんないい感じの作品が作れます。

f:id:legacyCode:20141010153157j:plain

sw04 小さな引き出し
塗装
外側:c04れもん
引き出し:c03はちみつ

 

この作品が出来るまでの様子を見てみたいと思います。 

 

この作業は自分の家です。実際の教室はここではありません。

木工教室の説明はこちらを見てくださいね。↓

おうち木工教室 木Love - 滋賀県 大津市 - アートギャラリー | Facebook

 

それでは、気合をいれてスタート。

f:id:legacyCode:20141010153207j:plain

この子は作りません、一応補足・・・、いい顔していたので使ってみました。

 

これがSmile woodの木工キット。

f:id:legacyCode:20141010153213j:plain

既に切られた状態で、ノコギリでぎーこ、ぎーこの必要はありません。

 

特徴は、使用する木の産地が分かる。

f:id:legacyCode:20141010154616j:plain

今回は兵庫県生野峠。

生野峠 - Wikipedia

ちょっと見にくいですが(読めないように写真を小さくしました)、2種類の図面が渡されます。

f:id:legacyCode:20141010153436j:plain

①墨付け図:木材のサイズ、穴のあける位置など

②出来上がりの寸法図:組みあがりイメージ

 

その図面に従って、木を組み立ててみる。

この時点では、組みあがりのイメージをするだけです。

f:id:legacyCode:20141010153447j:plain

ここでの注意は、ざらざら面とつるつる面。

木工キットは、片面をざらざら、片面をつるつるに加工しています。

ざらざら面が塗装した際にいい味になります。

 

これがざらざら面。

f:id:legacyCode:20141010155440j:plain

これがつるつる面。

f:id:legacyCode:20141010155447j:plain

写真ではよく分からないと思いますが。。。

実際に木をみるとすぐに分かります。

 

ざらざら面と、つるつる面に注意して完成イメージをまず作り、基準面にマスキングテープで印を付けます。

f:id:legacyCode:20141010153451j:plain

こんな感じ。

 

基準面と言うのは、どこから寸法を測るかの基準になる面です。

木材は必ず誤差があるので、木で使ってもの作りするさいには基準面は重要になります。説明すると長くなるので、内側の面で印をネジ穴の印を付ける面、みたいなイメージでOKだと思います。

でも、重要な作業です。さらっと流しますが念のため。

f:id:legacyCode:20141010153458j:plain

基準面の印付け終わりました。

次にネジ穴の印付け。

f:id:legacyCode:20141010153507j:plain

これは、地道な作業です。黙々と図面を見て寸法測って印付け。

図面の寸法を暗算すると脳トレになるかもしれませんが、

ちょっと、黙々と忍耐の時間。

スコヤを使って、直角の線を一気に書いたり、コピーをしたり、効率化を楽しんでもいいかもしれません。

f:id:legacyCode:20141010153515j:plain

作業後こんな感じです。

作品により作業量は違いますが、引き出しが多い作品は作業が多いです。

f:id:legacyCode:20141010153521j:plain

今度はドリルの為に下穴を開けます。

f:id:legacyCode:20141010153528j:plain

作業後、こんな感じです。

f:id:legacyCode:20141010153533j:plain

ここまでの、作業でだいたい1時間くらいです。

 

写真で作業を見ると、もっと早く出来る気がするかもしれませんが、

最初の組み立て、基準面に印を付ける作業に意外と時間がかかります。

理由は、

①木材はどれも長方形で、どこの部品なのかイメージするのに意外と時間がかかる

②平面の図面から、立体をイメージするのが意外と難しい

これは、結構いい脳トレです。

 

いよいよ穴あけ、電動ドリル使います。

f:id:legacyCode:20141010153537j:plain

もちろん手動のきりでもOKですが、時間がかかるので。。。

http://www.arde.co.jp/images/item/1518990-2_2.jpg

穴あけは、結構、個人の性格が出て面白いです。

ある人は、すごく大胆に、ある人はとても慎重に。

 

穴あけが終わると、次は組み立てです。 

接着剤には、にかわ接着剤を使います。

ゼラチン - Wikipedia

Wikipediaによると、接着剤である膠として5000年以上前の古代から利用されていたと考えられている。とのことです。

f:id:legacyCode:20141010153545j:plain

こんなんです、独特の匂いがします。

f:id:legacyCode:20141010153550j:plain

にかわを塗ってで組み立て開始。

f:id:legacyCode:20141010153559j:plain

ネジで固定していきます。

f:id:legacyCode:20141010153604j:plain

この時、先ほどの基準面の印が重要になります。

赤いマスキングテープ分かりますか?

赤い印が内になるように、組み立てていきます。

f:id:legacyCode:20141010153633j:plain

引き出し完成。

f:id:legacyCode:20141010153643j:plain

次は外側の作業スタート。

f:id:legacyCode:20141010153649j:plain

こんな感じでとんどんネジで固定していきます。

f:id:legacyCode:20141010153656j:plain

外枠完成!

f:id:legacyCode:20141010153709j:plain

取っ手をつけて、塗装はまだですが、形は出来ました。

 

組み立てで面白いところは、少々間違っても最後である程度挽回できるところです。

最後に少しぐらいずれても、力でぎゅーっと合わしてネジで止める、もし、ちゃんと入らないようなら、木を削ってしまう・・・。ちゃんと、組みあがった方がもちろんいいんですけどね。間違っても最後に、力技で辻褄を合わせられるところが面白いなぁと、僕なんかは感じています。

 

次はトクサで表面をきれいします。

http://jr6ebf.cocolog-nifty.com/blog/images/2008/06/05/img_327725.jpg

これが木賊。

f:id:legacyCode:20141010153737j:plain

こんな感じにちぎって、ごしごしすると、

f:id:legacyCode:20141010153758j:plain

草で木が磨けます!!

結構面白いですよ。草で木を削る感覚。

 

ここまで、1時間半くらい。

 

いよいよ塗装。

f:id:legacyCode:20141010153819j:plain

Smilewoodの作品は、ざらざら面にさらっと塗る感じの塗装がよく似合うのでスポンジで伸ばす感じがいいかな?と思っています。

生徒さんによっては、超こってりの人もいるので、そこはお好みです。

f:id:legacyCode:20141010153824j:plain

塗装終了乾燥待ち。

f:id:legacyCode:20141010153838j:plain

今回は、

外側:c04れもん
引き出し:c03はちみつ

同じような黄色ですが、はちみつの方が明るい黄色。

 

結構いい感じに出来上がり!

f:id:legacyCode:20141010153848j:plain

 

ここまで、2時間くらい。

参考に時間を書きましたが、

f:id:legacyCode:20141010161830j:plain

こんな感じで、目の前に子供達を遊ばしている環境で作業していました。

 

なので、木工作業に集中すれば、半分の時間くらいで終わる気がします。

実際、教室でもひたすら集中して早くを作業するのではなく、作業を楽しみながら生徒さんのペースで楽しくやっていただければと思っています。

 

おうち木工教室のに興味持たれた方は、

↓こちらまでお願いしま~す。

おうち木工教室 木Love - 滋賀県 大津市 - アートギャラリー | Facebook