道草道

大崎上島での移住の記録(2016年4月~):子育て・古民家改造・裏山開拓・造船所・たまにプログラミング

大崎上島日記 仕事はシンプル

と、ある人が言っていた言葉。

その通りだなぁと、と思うけど、なかなか、そう思えない仕事も多い。

 

いくら大きな仕事でも、一つ一つは小さなプロセスの繋がり。

小さなプロセスに分解してみると、

 

出来ることは、出来るし。

出来ないことは、出来ない。

出来ないことは、誰か出来る人にやってもらうか、出来るような方法を考えるか。

 

プロセスを小さく分解して、それをゴールまで繋げていく。

 

それだけなんだと思うけど、実際やると結構難しい。

大崎上島日記 余計な気遣いはいらないから、判断材料をおくれ

今、一緒に働いているアルバイトさん。

とても、がんばってくれているんだけど、うーん?と思うことが、時々、ある。

 

昨日も、「お時間あれば、○○に一緒に来てください」

 

と言われて、

 

なぜ、一緒に行かないといけないの?

一緒に、来てほしい理由は?

君の意図は何?

 

のようなやりとりをしていたのですが、

 

”時間があったら”っというのは、彼なりの気遣いなんでしょうが、気遣いいらんから、必要な情報をおくれと、

 

時間があってもなくても、大事なことなら時間つくるし

時間がどんだけあっても、無駄なことならしないし

 

そんなことを思った。

相手にとって、必要な情報が何かを判断するのは難しいから出来なくても、自分が相手になんでそれをして欲しいのか、ちゃんと、伝えることって結構大切かもしれないと、

彼とのやりとりで、そんなことを思うのでした。

大崎上島日記 仕事はたのしいかね?

先日、久しぶりに読み返してみた、「仕事は楽しいかね?

 

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

 

 最近は、仕事しかしていなくて、

連れ合いに、「仕事は楽しいの?」と聞かれて、

ふと、仕事やっつけモードに入っていたことに気がつく。

 

自分の限界に近くなると、感情を遮断してしまう癖みたいなものがあるようで、

ここ最近は、ロボットのように無感情に仕事をしていたことに、

はっと気が付く。

 

なければならないに支配されると、本当に楽しくない。

 

試してみることに失敗はない

 

めんどくさいことを無感情にやるより、

変えることのめんどくささを取ろうと思う

 

めんどくさいのは嫌だけど、かと言って、めんどくさくないことは、退屈だし

我ながらめんどくさい性格だと、つくづく思う

大崎上島日記 子供の世界

先週末から急激に涼しくなりました。

暑かった夏も終わり、秋の気配を感じます。

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今日は、久しぶりに何も予定のない休日。

ぼ~っと、してます。

相変わらず瀬戸内海はきれいです。

 

子供たちは、幼児の時代を終わって子供になってきました。

二人の世界で遊んでいて、大人が入ると緊張するようで、ぴったと動きをとめる。

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妖怪ウォッチやら動物やらになりきって、二人でずっと遊んでいるようです。

きっと、二人で大人が分からない世界を共有しているんでしょうね。

 

自由に遊べる空間がある、この家に来てよかったと思います。

子供時代に体を使って、頭(想像力)を使って、おもいっきり遊ぶことが、これから成長するための基礎になると思うんですよね。

 

勉強は、遊びで培った経験や体験を体系的にまとめる手段ではないのかな?

という気がしています。

考え方はいろいろだと思いますが。

大崎上島日記 わくわくすることの種まき

島で、プログラミング教室みたいなことが出来ないかなぁと、FBのページを立ち上げるも、仕事に終われ、それどころではない日々。

 

先日、島のイベントに参加して、そこで島でギークハウスを作りたいねという人に、繋がり、ギークハウスの立ち上げに、参加させてもらうことに。

 

https://www.facebook.com/geeseto/

 

まだ、FBのページのみで、ギークハウス自体は、家探しから始めている状態ですが。

(何か良い物件があれば教えてください。)

とりあえず、何かしましょうか、ということで、第一回もくもく会を開催。

 

もくもく会とは、その名の通り、何人か集まってもくもくと何かプログラミンをしたりする会のことです。

参加者の3人が、Ruby on Railsを、なんとなくやってみたいと一致したので、3人でもくもくと個々のペースでRuby on Railsをやっていました。

 

仕事でプログラミングをしている時は、特にプログラミングが楽しいとも思わなかったですが、久しぶりに完全に趣味ですると、楽しいですね。

 

とりあえず、島でプログラミングする仲間が出来たことが嬉しい。

 

島に住み始めて、1年4か月、今まで生活するために必死でしたが(今も必死だけど)、ちょっとずつ、面白いことをするための余力をもちつつある。

とりあえず、種をまくことはできた。

出来る範囲で、水をあげていきます。

おもしろいことになればいいなぁ。

大崎上島日記 最強の飛び道具

昨日、農業用の巨大ドローンが納品されました。

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ファームスカイテクノロジーさんに作っていただきました。

farmskytech.com

当面は、海老の餌やりの工数を1/3にすることを目標にしています。

 

ドローンの可能性

 

ドローンの可能性は、空を制覇できること。

今、海老の餌やりをしようとすると、車で池まで行って、ボートに乗り換え。

 

餌置き場→車(陸用)→船(水用)→餌やり

 

それが、ドローンを使うと、理屈上は乗り換えがなくなります。

 

餌置き場→ドローン(空用)→餌やり

 

ただ、現状としては、池までの航路に電線が沢山あり、GPSも100%信用できないので、人がついていく必要があります。

車で池の傍まで行って、ドローンを下して、餌やりとなり、船で行く場合と比べるメリットは、航行速度が圧倒的に速い、それだけです。

 

でも、ドローンはソフトウェアの塊、ものすごい速度で進歩しています。

近い将来、ドローンはAIを搭載して、もっと、賢くなると、期待しています。

そうなれば、海老の餌やりは、ドローンに餌を積むだけの作業に。

そこまでいけば、ドローンに餌を積む作業を機械化すれば、完全に自動化。

 

まあ、そんな風に本当に出来るか分かりませんが、海の上は空、空を制覇するといろいろな可能性が広がる気がします。

大崎上島日記 直観は、だいたい正しいと後になって分かる

家からの夜の風景。

月明かりの瀬戸内海に、しまなみ海道のライトアップ。

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この島に住むと決めたのは自分ですが、まさか自分が島で養殖業に携わるなんて、2年前は、想像もしていなかった。

 

振り返ってみると、人生の節目節目で、なぜだか分からないけど、そっちの方がいい気がして、急な方向転換をして自分を絶望の淵に追い込んでいる気がします。

 

■中学校時代

超運動音痴で、ドッチボールでは片手で投げることが出来なかった小学校時代から、超スパルタ体育会系バレー部に入部。365日バレー漬けの日々。

あまりのストレスで円形脱毛症になり、毎日毎日、死ぬ思いをしたけど、おかげで運動は人より出来るようになった。

 

■社会人新人時代

超人前で話すことが苦手で、人前で話すと冷汗と震えが止まらなかった社会人の新人時代。5年目に海外青年協力隊として、アフリカにコンピュータ学校の先生として赴任。

関空から出発するときの絶望感は、これまでに経験したことがないものだった。

なんで、こんな選択をしたのか、自分の選択を呪ったが、時すでに遅し。

毎日、先生として人前に立つことで、随分と対人恐怖症はましになった。

ちなみに、アフリカでの生活は、楽しいもだった。

 

■そして今

な~んで、こんなに大変な仕事をしているんだろう??

と、時々思う。

 

でも、自分の直観がそう告げているからしかたない。

毎度、毎度、方向転換するたびに絶望の淵に追いやられるけど、終わってみると正しい選択だったと分かる。

今回もそうなんだろうと思う。

きっと、終わった後で、自分の課題と乗り越えるべきことが分かるんだろうなと思う。

 

今は、自分にできることをする。

ただ、それだけ。