道草道

大崎上島での移住の記録(2016年4月~):子育て・古民家改造・裏山開拓・造船所・たまにプログラミング

今回の選挙が面白い

最近、自分のFackBookをみたら、カブトムシのさなぎか『れいわ新選組 大西つねき』ばかり。

 

さなぎは蛹室を壊したらダメなんだよ!と、知り合いの忠告を受けて、慌てて人口蛹室を作りました。

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カブトムシ用の人工蛹室の作成 - クワガタ・カブトムシを飼育しよう!

 

さて、今回の選挙が面白いという話。

従来の選挙は、どれだけ面白くないかは、この記事を見れば分かる。

matome.naver.jp

もう、どうでもいいし。

 

それに比べて、れいわ新選組の候補者、パンチが効きすぎ。

テレビでは、全然取り上げられないみたいですけどね。

 

候補者 | れいわ新選組

 

車椅子の候補者2名、女装の東大教授、シングルマザーの派遣労働経験者、元JPモルガンの為替ディーラーで社長、などなど。

www.youtube.com

YouTubeの内容の書き起こし。

【動画&文字起こし全文】れいわ新選組街頭演説会 19.7.4 東京・JR秋葉原駅電気街口前 | れいわ新選組

 

貧困問題、基地問題、派遣問題、原発問題、環境問題、基地問題、政府の財政問題、厄介な問題に対して、当事者をぶつけてきた。

 

ただ、当事者を入れただけだと、ただの感情的な党になってしまうけど、大西つねきさんが入ったのは大きい。

ほとんどの問題の根本にはお金の問題がある。

 

ただ、感情的に問題を叫んでも、そんなこと言っても、お金ないでしょ?で片付けられる。

 

でも、お金があったら?

www.youtube.com

お金というものを、取っ払うと本質的な議論ができる。

 

れいわ新選組が多く当選する = 国会に異分子が増える。

 

原発にしろ、財政にしろ、ずっと何も改善していないということは、今の人達では無理ということです。

当事者意識のある、本当に変えようと思っている人がいないと、何も変わらないと思う。

 

選挙行っても、結局、何も変わらないでしょって思っている人。

選挙に行って、れいわ新選組 大西つねきってとりあえず、書いておきましょう。

 

全国各地で、大西つねきさんの講演会があるので、大西つねき何者?と思ったら、是非みに行ってくださいね!

www.youtube.com

YouTubeにも沢山の動画があります。

 

 Amazon売り切れ中ですが、本もあります。

書店で直接注文すれば買えるらしい。

私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン

私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン

 

 

大崎上島日記 毎日が日曜日のような島での生活

最近、平日と休日の境が曖昧になってきました。

 

今日は、次男の自転車遊びに付き合ってます。

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小さな畑を作ったり

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今年は、ズッキーニが期待できそう。

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ドラコン桜を読みながら読んでいる本は、仕事のような趣味のような。

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一応、火曜日〜金曜日は仕事する日にしていますが、気になる事があると、土日にプログラムを書いていたりもします。

 

どんどん、生活と仕事の境界が、曖昧になってきて、リモートワークと田舎暮らしの組み合わせは、なかなかよい感じです。

 

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一応、家で仕事しているのですが、子供達には、鉄工所に行っている日が仕事している日だと思われている。

 

今日もいい天気、毎日が日曜日のような島での生活。

 

八朔畑手伝うことになりそうなので、やりたい事がどんどん増えてくるな〜。

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大崎上島日記 田植え

今日は、田万里で、田植えしてきましたー。

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裸足で田んぼに入って、田植えは楽しい。

 

田万里 有機油の里プロジェクトのお手伝いです。

camp-fire.jp

 

一面の菜の花畑に行くことは、できなかったのですが、去年、草ぼうぼうの耕作放棄地がこの一年で、こんなにも変わるとは、すごいですね。

 

無事田植えが終わった田んぼ、水田の風景はいいですね。

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子供達は、ちょっと、手伝ったけど、すぐに飽きて、近くの水路で一日遊んでいました。

 

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水産業でも、農業でも、ちょっとやるのは楽しいですよね。

 

実際それを、お金の為にすると苦行でしかないことは、身に染みて体験済みなので、このような楽しい場を作ってくれたプロジェクトの皆様に感謝しつつ、楽しませてもらっています。

 

次回は、夏に草刈り兼、川での滝壺遊びかな?

 

また、行きま〜す。

氷河期世代と言われてもなぁ

今、41歳なのですが、この年代前後の年代を氷河期世代というそうです。

就職氷河期 - Wikipedia

 

しかし、ひどいネーミング。。。

 

物心ついた頃から、失われた10年と言われ、それが20年になり、最終的には氷河期世代か。

 

business.nikkei.com

 

氷河期世代の無間地獄」すごいタイトル。。。

 

lite-ra.com

 

「不遇の世代」と呼ばれ、マジか・・・

 

ほんまに、けちょんけちょんですね。

 

でも不思議なのが、そんなに不遇なのに、なんで都会の不安定な生活にしがみつくんだろう?

あんな家賃の高い、金のかかるところでフリーターとか派遣社員していたら、そらお金なんぼ稼いでも追いつかないよね。

 

自給自足なんてできないだろうし、結局、都会という場所は何するにも金がかかって仕方がない、都会はお金のない人には向かない場所だと思うんだけど。

 

政府が支援してくれるからといって、40代から学び直しても、20代の人と同じ土俵で争って勝てるかというと確実に負ける。

 

街を捨て田舎へ出よう(寺山修司風)

 

僕からのアドバイスは(別にいらないだろうけど)

街には何もない、氷河期世代は田舎に移住しましょう。

 

僕は、今、大崎上島という島に住んでいますが、仕事を選ばなければ正社員には結構簡単になれます。

高齢化の進んだ過疎地では、40代はまだまだ若手です。

家も運が良ければタダでもらえるし、都会と比べたら、とんでもなく安く借りられます。

畑でも借りて、自分の食べるものを自分で作りましょう。

 

そして、大西つねきさんのフェア党を応援して、ベーシックインカム的な生活が実現したら、もう、好きなように働けばいい、金に縛られずに自由に生きられる。

 

氷河期時代の40歳、そろそろ体もちゃんと使ってあげないと、ボロが出始める、もう迷っている時ではない、決断の時は迫っているよ。

大崎上島日記 リモートワーク半年 リモートワークの現実

昨日のブログ、タイトルにリモートワークと入れた割に、リモートワークに触れることを忘れていた。

 

legacycode.hatenablog.com

 

リモートワーク、孤独とか寂しいとかのネガティブ記事から、通勤がない自由などのポジティブ記事まで色々ありますが、僕としては、めっちゃ楽です。

連れ合いには、いつもお気楽そうでいいねと言われ、子供達には鉄工所に働きに行っている土曜日以外は仕事していないと思われているような、感じです。

 

リモートワークはライフスタイルの選択

 

結局のところ、オフィスワークにもいいところがあって、悪いところがあって、リモートワークにもいいところがあって、悪いところがあって、どっちがよくて、どっちが悪いってものでもないと思います。

 

最終的には、どんなライフスタイルを選択したいか?

の問題でしかないように思います。

 

僕は、島に住みたかったし、子供達と接する時間も作りたかったし、畑する時間も欲しかった。

なので、リモートワークは、とてもよい選択だったと思っています。

 

リモートワークが合う会社と合わない会社がある

 

僕が働いているトラベロコという会社は、ミッションとして、以下をあげています。

 

全員がロコのように「場所」「時間」にとらわれない働き方をしよう

トラベロコに関わる皆が自律的に「自由」な働き方をすることで、トラベロコの理想に向かって進んでいけるような場にしよう

 

 

traveloco.co.jp

 

ロコとは、海外在住の日本人をさしていて、住む場所や働く時間を自分で選択して決めている自由な人的な意味合いで使っていると思っています。

 

トラベロコは哲学からして、リモートワークをし無くして存在できないような会社なんですよね。

なので、いつ働くか、いつ休むか、どこで働くか、全て働く人任せです。

GWはいつから休みか聞くのは野暮だよね、って言われて、若干、困る感じです。

 

別に効率化や生産性や働き方革命のためにリモートワークをやっているのではなないんですよね。

逆にいうと効率化や生産性や働き方革命のためにリモートワークを取りれる会社って、やっぱり、そのうち無理になってやめるのではないかと思います。

 

リモートワークで一番大事だと思うのは相手を信じること

 

完全に管理しないリモートワークしていると、相手がちゃんと働いていると信じるしか方法はありません。

 

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これって、旅先で大きなお札しか持っていなくて、売店の兄ちゃんが「両替して来るわ」と言って、どっかにお金を持ってい行ってしまって、待っている状況に結構似ている気がしています。なかなか帰ってこなくて、これは騙されたか?と思っていたら、ちゃんと帰ってきたみたいな。とりあえず、帰ってくると信じて待つしかないみたいな感じ。(分からない人には分からないかもですが。。。。)

 

相手は一人前の大人なんだから、管理しなくても、ちゃんと働いてくれるだろうという、完全に性善説的な働き方ですね。

 

ただ、思うのは、目に見えるところに置いて管理したからといって、本当にその人が最大の力を出しているかなんて誰にも分からないということ。

なら、管理もせずに自由にやらせても同じなんじゃないかな?

と、思う反面、従来の管理のやり方に慣れてしまっていると、なかなか、難しいのではないかと思います。

 

リモートワークで従来の管理をするとリモートワークの価値がなくなる

 

リモートワークした場合、管理をどうするか?が問題になる気がしますが。

管理したらリモートワークの価値がなくなる気がします。

 

8時から17時までと就業時間が決められて、会社が決めた枠内は会社で働いて、それ以外は個人の時間みたいな枠をリモートワークに当てはめると、折角の自由な時間が無理やり枠に押し込むことで使いにくくなります。

 

ただ、就業時間を取っ払うと残業代どうするの?とか、日常に仕事を溶け込ますと、仕事をやり過ぎてしまったり、仕事をやらなさ過ぎてしまったり、その塩梅が難しいところです。

モチベーションの維持も自分でしないといけないし、仕事モードにも一人で入らないといけない。

 

従来の半強制的に働かす会社という仕組みと、管理のゆるいリモートワークは全然違う仕組みなので、そこは対応できる人できない人、合う人合わない人が分れる気がします。

 

 ソフトウェアの世界に「銀の弾丸などない」という言葉があるんですが、

銀の弾などない - Wikipedia

リモートワークもそうで、リモートワークしたからと言って、幸せになるわけでも、生産性が上がるわけでも、効率化するわけでもない。

 

ただ、従来型のオフィスワークからリモートワークという選択肢が増えたのは、僕みたいなオフィスワークに馴染まない人達にとって、良いことだと思います。

 

トラベロコでリモートワーク半年やってみた感想です。

同じリモートワークと言っても、会社の文化によって全然違うんじゃないかと思ったりします。

大崎上島日記 移住4年目 リモートワーク半年 自分達の暮らしを作っていく

大崎上島に移住して4年目、リモートワークを始めて半年経ちました。

去年のブログを読み返していて、その当時望んでいたことが、ほぼそのまま実現してますね。

legacycode.hatenablog.com

 

裏山や畑をする時間ができて、お金のために働かなくてもそこそこ生活できるようになって、4年目にして、ようやく理想的な生活になってきた、今日この頃です。 

 

週末は、田万里の菜の花プロジェクトでお会いした、夫婦のお宅にお邪魔してきました。

田万里のプロジェクトは、絶賛クラウドファンディング中です。

camp-fire.jp

 

なんとなく、四国は近い気がしていて、気軽に行くって言ったものも、めっちゃ遠くて、行きしな家族から非難轟々だったのですが、着いて、車酔いが覚めてからは、みんなご機嫌になってくれてよかった。。。

 

写真を全く撮っていなかったので、連れ合いのブログを貼っておきます。

近くに綺麗な川が流れていて、本当にいい場所でした。

ameblo.jp

 

本当に丁寧に自分達の暮らしを作っていっておられるなーっと、いう印象でした。

とりあえず、今も島で生活できているんですが、だいぶ慣れてきたので、今年は自分達の生活を作っていきたいなと思っています。

 

移住4年目今年の目標は、

 

魚を釣る

野菜を作る

裏山を気持ちいの良い空間にする

裏山の沢から水を引っ張ってくる

ツリーハウスを拡張する

屋根を直す

壁を直す

 

とりあえず、畑はだいぶ畑っぽくなってきました。

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植えた覚えのあるものから、植えた覚えのないものまで、色々生えてます。

 

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ピーマンが芽を出して、トマト、マリーゴールドツルムラサキは去年の種が勝手に生えてきました。小さいバッタやら、蜘蛛やら、ダンゴムシやら、小さい生態系ができてきました。

 

ツリーハウスは、上に拡張予定。

これ以上登るのは若干怖いので、どうやって、拡張しようか考え中。

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屋根は早いことなおさないと、結構やばい。(隣のみかん蔵)

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とりあえず、やることいっぱい。

 

一つ一つ片ずけていくしかないですね。

後、庭に焚き火するスペースも欲しいな。

冬に向けて、今年こそはちゃんとしたストーブ作りたいな。

 

やりたいことは山ほどあるのですが、

とりあえず、一つ一つ楽しみながら、自分達の暮らしを作っていきたいなと思います。

 

徳島の山里も良かったけど、やっぱり、島の景色は素晴らしい。

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どうして、そんなに働くんだ? 大西つねきさんの講演会に行ってきた話

昨日、大西つねきさんの講演会に行ってきました。

https://www.facebook.com/events/349474975668070/

 

大西つねきさんは、この本を書いている人。

私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン

私が総理大臣ならこうする 日本と世界の新世紀ビジョン

 

 この人に興味を持ったのは、日本って世界で有数の豊かな国のはずなのに、

 

なんで、みんなこんなに働かないといけないのだろう?

この無茶な働き方が、いつ終わるのだろう?

 

と、なんとなく思っていて、この本にその答えらしきものが書いてあったから。

それで、直接話を聞いてみようかと思って。

 

どうして、そんなに働くんだ?

 

これは、隣に住んでいるフランス人のお父さんに言われた言葉。

3年前に島に移住したのですが、島に移住してからは、お金を稼ぐために、毎日朝から晩まで働いていて、「自分は何しにこの島にきたんだ??」って状態だった。

 

そんな時、隣のフランス人のお父さんから「どうして、そんなに働くんだ?」って、聞かれて、ふと、何でだろうと思った。

 

→ぶっちゃけ、自分もそんなに働きたくはない。

→でも、家族を養うための十分なお金を得ようと思うと、全ての時間を仕事に奪われる。

→そもそも、自分が欲しいものは、幸せな暮らしであって、お金ではない。

→でも、お金がないと暮らしていけない。

→お金を得るために、働くしか仕方がない。

 

完全に負のスパイラルにはまった状態。

でも、自分にはプログラミングの経験とJICAとしての海外移住経験があったので、運よくこの蟻地獄からは抜け出せた。

https://www.pr-table.com/traveloco/stories/17475

 

でも、抜け出せたと言っても、生活費的にはギリギリ。(ちょい、マイナスか)

 

まじめに、働いても暮らしていけないって、なんか、おかしくない?

 

今、働き方革命、もっと効率的に、もっとクリエイティブに、効率的でクリエイティブでなければ、敗者になるのは、当然だと言うような雰囲気を感じる。

 

ところで、

働き方革命は、何のため?

効率的に働くのは、何のため?

クリエイティブに働くのは、何のため?

なのでしょうか?

 

多分、お金を多く稼ぐためと言う答えが多い気がする。

どこまで行っても、お金。

僕が欲しいのは、お金ではなくて、豊かな生活なんだけど。

 

ところで、そもそも、お金の正体って何だろう?

 

お金の正体は、ただの情報であり誰かの借金

 

ここまでは、自分の今までモヤモヤしていた疑問で、

ここから、大西さんのお話の自分の解釈。

(※注意:自分の理解なので、完全には正しくないかもしれない)

 

お札をお金と思っているかもしれないけど、お札はただの媒体で、お金というのは、誰かが借金をすることによって、銀行が生み出すもので、銀行がお金を生み出す仕組みは信用創造と呼ばれている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E7%94%A8%E5%89%B5%E9%80%A0

 

結局、お金というのは人の頭の中の情報でしかない。

お金の総額というのは、誰かの借金の総額と同じになる。

結局、自分が稼いだお金というのは、誰の借金から回ってきているお金になる。

 

政府の借金が増え続けるのはなぜ?

 

毎年、毎年、政府の借金が増えた、人当たり850万円の借金がある、国はダメになるみたいな話を聞きます。

https://zuuonline.com/archives/151663

 

国が無駄遣いしている、日本に勢いがなくなったらからとか、少子高齢化、色々と借金の増加の原因を聞きますが、大西さんの本によると、お金の発行の仕組みからして、そうなるようにできているとのこと。

 

理由は簡単で、大きい視点で見ると、

 

→お金というのは誰かの借金

→借金には利息がつく

→利息がつくから、さらに大きい借金でお金を作って、利息を返さないといけない

→さらに大きい借金により、また、お金が増える

→日本の成長が止まって国民による借金が増えなくなった

 

国民による借金が増えなくても、発行されたお金は借金なので、それには利息がつく、その利息を払うために誰かが借金をしてお金を増やし続けないといけない。

結局、誰が最終的にお金を増やす?(=借金すること)、最後まで借金をし続けられる?

 

答えは、日本政府。

 

これが日本政府の借金が増え続けている理由で、これは日本だけの問題だけではなく、同じような信用創造をしている世界共通の問題とのこと。

 

結局、日本政府の借金は、節約しても効率化しても、何しても借金は減らない。

 

(この辺りの話は、大西さんの本や公演で、実際のデータ入りで分かりやすく説明してあります) 

 

なぜなら、お金の正体は誰かの借金で、借金には利息がついて毎年毎年増えていくので、その利息を払うために誰かが借金をし続けないといけないシステムになってしまっている、そして、誰が最後まで借金できるか?とうと日本政府で、日本政府の借金が増え続けるのは当然の結果だということらしい。

 

なんか納得できるような、できないような話だけど、言われてみれば、当然そうなるなと思う。

 

時間泥棒に時間を盗まれ続ける

 

 ミヒャエル・エンデの有名な物語モモ。

モモ (岩波少年文庫(127))

モモ (岩波少年文庫(127))

 

 ここに出てくる時間泥棒というのは、現在の金融システムの利息を暗に表現しているらしい。

 

最初のお金は、資本家の借金により生まれる。

資本家は借金して利益を獲得して、借金は別の資本家に移る、また別の資本家の借金と移動しているうちに、借金は増殖し続け、それに同じくしてお金も増殖し続け、最終的に借金を引き受けるのは日本政府。

 

結局、日本政府の借金を払い続けているのは、住んでいる人の税金で、つまり住んでいる人から永遠にお金を吸い上げ続けるシステム、それが今の金融システムということらしい。

 

なんか、分かるんだけど、実感がない。

今まで資本家に搾取されていると言われもよく分からなかったけど、こうして説明されると、巧みな搾取の仕組みが、なんとなく分かる。

 

じゃあ、どうすればいいのか?

 

もう疲れてきたのと、理解の範囲を超えてきたので、大西つねきさんの本を読むか、講演会に行って下さい。

フェア党という党を作って、お金の発行を仕組みを根本から変える活動をされています。

 

日本中で話されています。

https://www.fair-to.jp/#8

交通費を出せば、話をしに来てくれるらしい。 

 

教育とか言う前に、変わらないといけないのは大人じゃないの?

 

今、投票率が下がっていると言われていますが、結局、みんな直感的に、どの党に入れても何も変わらないと思っていのではないかなと思います。

 

その理由が今まで分からなかったのですが、大西さんの話を聞いて、今の金融システム上で何をしても何も変わらないというのが、なんとなく直感的に分かっているからじゃないかと思う。

 

最近、教育が、教育が、教育が、ってよく見かけるけど、本当に変わらないといけないのって、大人じゃないかな?

 

壊れた原発や貧困の問題を放置して、なんかよく分からないけど、カジノやオリンピックを誘致して、お金を作り出そうとする。

そして、日本がこれまで稼いだ300兆円ものドルは放置し続ける。

 

ブロックチェーン、AIなどの技術も、既存の利権によって、台無しにされてしまうのも目に見えている。

 

そろそろ、本当の問題に取り組む時期にきているんじゃないかと思う。

それを選ぶ選挙権は、実はみんな持っている。

 

お金のために働くというのは、 知らず知らずのうちに永遠に増殖する借金にがんじがらめになっている状態で、知らない間に時間泥棒に時間を奪われているモモの物語と驚くほどよく似ている。

 

永遠に増殖する借金による金融システムが全ての問題の始まりというのは、一つの仮説でしかないのだけど、なんとなく正しい気がするですよね。