道草道

大崎上島での移住の記録(2016年4月~):子育て・古民家改造・裏山開拓・造船所・たまにプログラミング

大崎上島日記 なんで、こんなに長時間労働しているんだろう??

今日の晩御飯。

 

お隣さんのフランス人のお父さんが日本に遊びに来ていて、お隣さんのフランス人はどこかに出かけていて、日本人の奥さんとフランス人のお父さんと家の家族という不思議な取り合わせで、一緒に晩御飯食べていたのですが、

仕事の話になって、週6日働いていると言うと、

とんでもなくビックリした顔で、

 

なんで、そんなに働いているんだ?、と聞かれて、

 

う~~ん、なんでだろうか?

 

と、返答に困った。

 

なんで、こんなに長時間労働してるんだろう??

 

街に行けば、たぶん、週5日で、もっと、給料の良い仕事はあるんだろうなとは思う。でも、一日中、コンクリートのビルに閉じ込められる生活には戻りたくないしなぁ。

家でフリーランスプログラマーなら、もっと、自由に働けるのかもしれないけど、家族を養っていけるのかな?どうなんだろうなぁ。

 

外で体動かす今の仕事気に入ってはいるのだけど、

この長時間労働の生産性の低さは、やっぱり、なんとかしないと。

最近、なんか麻痺していたけど、やっぱり、フランス人のお父さんの言うことは正しい。

 

どこからどう変えたらいいんだろう?

このままでは若い子達もそのうち辞めていくだろうし、自分自身も連れ合いの子育て期が終われば、辞めるだろうし。

普通にがんばるだけではダメなパターンだろうとは、思うけど。

 

やるだけやって、ダメなら、その時考えよう。

 

ニーバーの祈り
神よ、

変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、
変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。

 

 

http://home.interlink.or.jp/~suno/yoshi/poetry/p_niebuhr.htm

人に迷惑をかけない生き方は可能だろうか?

なんか、口癖のように人に迷惑をかけたくないという人がいるけど、

人に迷惑をかけずに生きることって可能なのかな?

そんなことを思う。

 

生きている以上は、多かれ少なかれ誰かに確実に迷惑をかける。

何か自発的に動けば100%誰かに迷惑をかけるし、どんなに波風たてずに大人しく息をひそめて気配をけしても、必ず誰かに迷惑をかける。

 

成功するということは、その裏に失敗する人がいるということ。

勝つということは、その裏に負ける人がいるということ。 

 

なら、この世から存在を消してしまえばいいかというと、それでも、生んでくれた親に迷惑をかける。

無人島で自給自足なら?それでも、親はきっと心配するだろうな。

 

それなら、親が死ぬまで、親以外の人間関係を断って、親の前だけで幸せそうな息子を演じて、親が死んだら自らの存在を消せばいいのかというと、それはなかなか難しい。

 

第一に、無人島の自給自足以外で生きていこうとするとお金が必要、その為には、なんらかの方法で社会と関わらなければいけない。

第二に、そんな、まどろっこしいことしてまで生きる意味があるのかと思う。

結局、堂々巡り。

 

生きていたら誰かに迷惑をかける、死んでも迷惑をかける。

結局、生きていても死んでいても、存在している以上何をしても迷惑をかける。

 

そもそも、人に迷惑をかけたかどうかなんて、本当は分からない。

自分が人に迷惑をかけたかどうかの判定基準なんて、その人基準であって、 とても曖昧。迷惑をかけているのに気づかない人もいるし、必要以上に気にする人もいる。

 

なんだか、めんどくさい話になってきたけど、結局、誰かに迷惑をかけずに生きるなんて不可能だということ。

 

誰かに迷惑かけてもいいんじゃないかな?

その分、誰かからの迷惑を引き受ければいい。

親子の関係は基本そうだと思うし、仕事もそうなんじゃないかと思う。

 

自分を助けてくれている優秀な同僚は、誰かに迷惑をかけて育ててもらって、そして自分を助けてくれている。

沢山の人に迷惑をかけて去っていた後輩が、いつかどこかで誰かの助けになったなら、それでいいんじゃないかなぁ。

 

人にたくさん迷惑をかけたと、自覚がある人ほど、他人対して優しくなれる気がする。

大崎上島日記 仕事はシンプル

と、ある人が言っていた言葉。

その通りだなぁと、と思うけど、なかなか、そう思えない仕事も多い。

 

いくら大きな仕事でも、一つ一つは小さなプロセスの繋がり。

小さなプロセスに分解してみると、

 

出来ることは、出来るし。

出来ないことは、出来ない。

出来ないことは、誰か出来る人にやってもらうか、出来るような方法を考えるか。

 

プロセスを小さく分解して、それをゴールまで繋げていく。

 

それだけなんだと思うけど、実際やると結構難しい。

大崎上島日記 余計な気遣いはいらないから、判断材料をおくれ

今、一緒に働いているアルバイトさん。

とても、がんばってくれているんだけど、うーん?と思うことが、時々、ある。

 

昨日も、「お時間あれば、○○に一緒に来てください」

 

と言われて、

 

なぜ、一緒に行かないといけないの?

一緒に、来てほしい理由は?

君の意図は何?

 

のようなやりとりをしていたのですが、

 

”時間があったら”っというのは、彼なりの気遣いなんでしょうが、気遣いいらんから、必要な情報をおくれと、

 

時間があってもなくても、大事なことなら時間つくるし

時間がどんだけあっても、無駄なことならしないし

 

そんなことを思った。

相手にとって、必要な情報が何かを判断するのは難しいから出来なくても、自分が相手になんでそれをして欲しいのか、ちゃんと、伝えることって結構大切かもしれないと、

彼とのやりとりで、そんなことを思うのでした。

大崎上島日記 仕事はたのしいかね?

先日、久しぶりに読み返してみた、「仕事は楽しいかね?

 

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

仕事は楽しいかね? (きこ書房)

 

 最近は、仕事しかしていなくて、

連れ合いに、「仕事は楽しいの?」と聞かれて、

ふと、仕事やっつけモードに入っていたことに気がつく。

 

自分の限界に近くなると、感情を遮断してしまう癖みたいなものがあるようで、

ここ最近は、ロボットのように無感情に仕事をしていたことに、

はっと気が付く。

 

なければならないに支配されると、本当に楽しくない。

 

試してみることに失敗はない

 

めんどくさいことを無感情にやるより、

変えることのめんどくささを取ろうと思う

 

めんどくさいのは嫌だけど、かと言って、めんどくさくないことは、退屈だし

我ながらめんどくさい性格だと、つくづく思う

大崎上島日記 子供の世界

先週末から急激に涼しくなりました。

暑かった夏も終わり、秋の気配を感じます。

f:id:legacyCode:20170902122846j:plain

今日は、久しぶりに何も予定のない休日。

ぼ~っと、してます。

相変わらず瀬戸内海はきれいです。

 

子供たちは、幼児の時代を終わって子供になってきました。

二人の世界で遊んでいて、大人が入ると緊張するようで、ぴったと動きをとめる。

f:id:legacyCode:20170902124711j:plain

妖怪ウォッチやら動物やらになりきって、二人でずっと遊んでいるようです。

きっと、二人で大人が分からない世界を共有しているんでしょうね。

 

自由に遊べる空間がある、この家に来てよかったと思います。

子供時代に体を使って、頭(想像力)を使って、おもいっきり遊ぶことが、これから成長するための基礎になると思うんですよね。

 

勉強は、遊びで培った経験や体験を体系的にまとめる手段ではないのかな?

という気がしています。

考え方はいろいろだと思いますが。

大崎上島日記 わくわくすることの種まき

島で、プログラミング教室みたいなことが出来ないかなぁと、FBのページを立ち上げるも、仕事に終われ、それどころではない日々。

 

先日、島のイベントに参加して、そこで島でギークハウスを作りたいねという人に、繋がり、ギークハウスの立ち上げに、参加させてもらうことに。

 

https://www.facebook.com/geeseto/

 

まだ、FBのページのみで、ギークハウス自体は、家探しから始めている状態ですが。

(何か良い物件があれば教えてください。)

とりあえず、何かしましょうか、ということで、第一回もくもく会を開催。

 

もくもく会とは、その名の通り、何人か集まってもくもくと何かプログラミンをしたりする会のことです。

参加者の3人が、Ruby on Railsを、なんとなくやってみたいと一致したので、3人でもくもくと個々のペースでRuby on Railsをやっていました。

 

仕事でプログラミングをしている時は、特にプログラミングが楽しいとも思わなかったですが、久しぶりに完全に趣味ですると、楽しいですね。

 

とりあえず、島でプログラミングする仲間が出来たことが嬉しい。

 

島に住み始めて、1年4か月、今まで生活するために必死でしたが(今も必死だけど)、ちょっとずつ、面白いことをするための余力をもちつつある。

とりあえず、種をまくことはできた。

出来る範囲で、水をあげていきます。

おもしろいことになればいいなぁ。