道草道

大崎上島での移住の記録(2016年4月~):子育て・古民家改造・裏山開拓・造船所・たまにプログラミング

大崎上島日記 田植え

今日は、田万里で、田植えしてきましたー。

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裸足で田んぼに入って、田植えは楽しい。

 

田万里 有機油の里プロジェクトのお手伝いです。

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一面の菜の花畑に行くことは、できなかったのですが、去年、草ぼうぼうの耕作放棄地がこの一年で、こんなにも変わるとは、すごいですね。

 

無事田植えが終わった田んぼ、水田の風景はいいですね。

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子供達は、ちょっと、手伝ったけど、すぐに飽きて、近くの水路で一日遊んでいました。

 

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水産業でも、農業でも、ちょっとやるのは楽しいですよね。

 

実際それを、お金の為にすると苦行でしかないことは、身に染みて体験済みなので、このような楽しい場を作ってくれたプロジェクトの皆様に感謝しつつ、楽しませてもらっています。

 

次回は、夏に草刈り兼、川での滝壺遊びかな?

 

また、行きま〜す。

夏休みがんばった

初めて子供たちと一緒に過ごした夏休み。(今は無職なので)

 

海行って。

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木にも登って

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以前から行きたかった、今森さんの昆虫教室行って。

http://www.imamori-world.jp/ima-event/moegi/moegi_2018.html

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虫取って、昆虫標本作って。

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子供達も、随分と手先も器用になったし、集中力もついてきた。

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久しぶりに実家でゆっくりして。

↓は、西の湖、瀬戸内海によく似た風景だけど。

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大阪の千早赤阪村の弟の家によって。

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山で遊んで。

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連れ合いの妹さんの旦那さんに家の修理をちょっとやってもらって。

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皆伝馬から、皆伝馬競争見て。

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花火も見たし。(写真は大阪のPL花火

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一緒に勉強もして。

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よく遊んだし、よく勉強もした。

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本当に、子供の成長ははやい。

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この夏休みだけで、随分と成長したように思う。

まだまだ、小さいと思っていたけど、あっと言う間に、手を離れていくんだろうな。

今しかない貴重な時間。

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よし、夏休みがんばった。

子育てから学ぶことは多い

仕事を辞めて1ヶ月。

最近は、子供の宿題に付き合っています。

音読を聞いたり、計算カードを聞いたり。

 

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小学校の教員の連れ合いが、よく、「1年生の壁」って言っていたのですが、正直あまりピンときていませんでした。

自分自身の小学校1年生の記憶はないですし、ひらがなとか、足し算とか引き算とか、簡単なイメージがありました。

 

毎日、毎日、同じ計算を繰り返し、同じ文章を何度も読んで、少しずつ、少しずつ、積み上げていくんだなぁと、子供達の宿題に付き合いながら感じています。

 

当然のことなのですが、小学生になったからと言って、一気にビューンと出来るようになる訳ではなくて、本当に毎日毎日小さな積み上げを続けて賢くなっていくんだなと。

 

 

その人の過去の積み上げが、その人の今を作っている。

 

当たり前のことなのですが、大人になると、その積み上げの差があり過ぎて、本人の能力とか、環境とか、色々な幸運とか、自分にコントロール出来ない何かのせいにしたくなってしまいます。

 

でも、子供達の成長を見ていると、そういうことなのかと、気付かされますね。

父親が子供達にできること

おはようございます。

今日も気持ちのよい天気です。

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心地よいそよ風を感じながら、今日も20分の座禅で1日をはじめました。

 

連れ合いが、「かずえ文庫」を始めるというので、昨日は、ついでに自分の本を整理しました。

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自己啓発本だらけ、

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でも、結論としては、自分の中で、もう、行きたい道は決まっていて、それでいいよという本をひたすら探していたような気がします。

 

いろいろ試してみたけど、結局、最終的に行き着いたのは、自分の好きなようにするしかないということ。

好きなようにしてください―――たった一つの「仕事」の原則
 

 

 一旦、仕事をやめて、子供達と接する時間が増えました。

一緒に、家の中を探検したり、

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運動は、あまり期待していなかった、にぃにも、運動大好きになって、この空白の2年間の間に、随分と成長していました。

 

今日は、朝6時から起きてきて、W杯の日本代表の試合結果を確認していました。

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母親の役割とか、父親の役割とか、特に決まっているとは思わないですが、でも、男の子の場合、同性の父親の役割ってある気がします。

 

最近読んだ、家入さん、佐藤さんは、家がビンボーだったらし。

お金が教えてくれること  ~マイクロ起業で自由に生きる~

お金が教えてくれること ~マイクロ起業で自由に生きる~

 

 

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)

 

別にこのまま落ちぶれて、ビンボー生活に突入するつもりはないけれど、何不自由ない生活を子供に与えることが、幸せとは限らない。

 

自分の父親を思い返してみて、ありがたかったなと思うのは、人は何歳になっても学び続けることが普通だと思わせてくれたこと。

 

父親で思い出すことは、圧倒的に恐ろしい父親だったことと、常に勉強していたこと。

 

別に、仕事のために勉強しているというよりは、趣味で好き好んでやっているように見えた。

子供心に、大人になっても、勉強は続けるものだと自然に思っていた。

定年過ぎた今も、本人は楽しんでいるのか習慣的にやっているのか不明だが、ずっと、学び続けている。

 

これからの時代、どんな時代がくるか想像がつかない。

ただ、とんでもなく変化の時代を迎えているのは感じる。

 

子供達に、バリバリ仕事している、かっこいい父親を見せたい気持ちもあるけど、この世に正解などない、だから誰でも間違うし、誰でも失敗する。

それでも進んでいかないといけないし、間違ったら、やり直せばいいし、やり直しはいつからでもできる。

 

この世に正解はないから、迷うし、怖いし、楽しい。

そんなことが伝わればなぁと、思う。

人に迷惑をかけない生き方は可能だろうか?

なんか、口癖のように人に迷惑をかけたくないという人がいるけど、

人に迷惑をかけずに生きることって可能なのかな?

そんなことを思う。

 

生きている以上は、多かれ少なかれ誰かに確実に迷惑をかける。

何か自発的に動けば100%誰かに迷惑をかけるし、どんなに波風たてずに大人しく息をひそめて気配をけしても、必ず誰かに迷惑をかける。

 

成功するということは、その裏に失敗する人がいるということ。

勝つということは、その裏に負ける人がいるということ。 

 

なら、この世から存在を消してしまえばいいかというと、それでも、生んでくれた親に迷惑をかける。

無人島で自給自足なら?それでも、親はきっと心配するだろうな。

 

それなら、親が死ぬまで、親以外の人間関係を断って、親の前だけで幸せそうな息子を演じて、親が死んだら自らの存在を消せばいいのかというと、それはなかなか難しい。

 

第一に、無人島の自給自足以外で生きていこうとするとお金が必要、その為には、なんらかの方法で社会と関わらなければいけない。

第二に、そんな、まどろっこしいことしてまで生きる意味があるのかと思う。

結局、堂々巡り。

 

生きていたら誰かに迷惑をかける、死んでも迷惑をかける。

結局、生きていても死んでいても、存在している以上何をしても迷惑をかける。

 

そもそも、人に迷惑をかけたかどうかなんて、本当は分からない。

自分が人に迷惑をかけたかどうかの判定基準なんて、その人基準であって、 とても曖昧。迷惑をかけているのに気づかない人もいるし、必要以上に気にする人もいる。

 

なんだか、めんどくさい話になってきたけど、結局、誰かに迷惑をかけずに生きるなんて不可能だということ。

 

誰かに迷惑かけてもいいんじゃないかな?

その分、誰かからの迷惑を引き受ければいい。

親子の関係は基本そうだと思うし、仕事もそうなんじゃないかと思う。

 

自分を助けてくれている優秀な同僚は、誰かに迷惑をかけて育ててもらって、そして自分を助けてくれている。

沢山の人に迷惑をかけて去っていた後輩が、いつかどこかで誰かの助けになったなら、それでいいんじゃないかなぁ。

 

人にたくさん迷惑をかけたと、自覚がある人ほど、他人対して優しくなれる気がする。

大崎上島日記 子供の世界

先週末から急激に涼しくなりました。

暑かった夏も終わり、秋の気配を感じます。

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今日は、久しぶりに何も予定のない休日。

ぼ~っと、してます。

相変わらず瀬戸内海はきれいです。

 

子供たちは、幼児の時代を終わって子供になってきました。

二人の世界で遊んでいて、大人が入ると緊張するようで、ぴったと動きをとめる。

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妖怪ウォッチやら動物やらになりきって、二人でずっと遊んでいるようです。

きっと、二人で大人が分からない世界を共有しているんでしょうね。

 

自由に遊べる空間がある、この家に来てよかったと思います。

子供時代に体を使って、頭(想像力)を使って、おもいっきり遊ぶことが、これから成長するための基礎になると思うんですよね。

 

勉強は、遊びで培った経験や体験を体系的にまとめる手段ではないのかな?

という気がしています。

考え方はいろいろだと思いますが。

大崎上島日記 父の日に思うこと

最近は、仕事ばかりで、まったく子育てには関わっていない日々を送っていますが。

(子育てだけでなく、家のことに、まったく関わっていないという、連れ合いの声が聞こえてきそうです・・・)

 

次男から父の日に似顔絵をもらいました。

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子供たちは、すくすくと成長しています。

 

子供達の成長を見るにつけ、大崎上島に移住してよかったなぁと思います。

まあ、大変なことも多いですが。。。

 

正直、連れ合いの子供達に対する働きかかけもよいのだと思います。

でも、この大崎上島という環境は、子供を育てる上では、理想に近い環境だなぁと思ういます。(僕たち夫婦にとってはですが)

 

自分の子供に将来こうなって欲しいという理想像は、まったくないのですが、どんな人生を歩むにせよ、子供時代に築いておくべき土台があるような気がしています。

 

僕が思う子供時代に鍛えるべき土台は、次の3つ。

・強い精神

・強い体

・自分で考える力

 

強い精神

この基礎となるのは、自己肯定感ではないかな、と思います。

いろいろな人に見守られ、受け入れられて育つことが大切な気がします。

僕の暮らしている地域では、おじいちゃん、おばあちゃん、おじちゃん、おばちゃん、いろいろな人に大切にされて見守られて、子供たちは大きくなる。

かわいがってくれる、じぃじとばぁばが、そこらへんにいる感じ。

家族だけでなく、地域という大きな単位に愛されて育つって、大切じゃないのかな?と思います。

 

強い体

とりあえず、何かをしようと思うと、健康であることが大切だと思います。

受験するにしろ、仕事するにしろ、ある程度の完成度から、上を目指そうとするなら、どれだけ最後のひと踏ん張りが出来るかどうかにかかっている気がします。

とりあえず子供のころは元気に遊びまわる、安全に全力で遊べる環境という面では、この環境は理想的です。

 

自分で考える力

こんなことしたら、どうなるのだろうか?

こんなことしたら、面白いかな?

 

自分で考える力って、そんな遊びから生まれるのではないかと思っています。

 

海とか山とか自然相手の遊びを出来る環境が身近にあるというのは、とても恵まれていると思います。

理想の勉強は、遊びの延長にあると思っていて、その辺りは連れ合いが上手に、遊びと勉強を繋いでいってくれているので、とても、ありがたい。

 

 

子供達が生きる未来に必要な力?

 

正直、子供たちが生きる未来がどんな未来なのか、まったく、想像できないので、どんな力が必要なのかも正直よく分からない。

 

日本は下り坂に入っているし、世界は不安定な方向に進んでいる気がするし、AIなどの技術の進歩で今とは全然違うことになっているかもしれない。

 

なんとなくですが、これから未来は過去の延長ではなく、なんかとんでもなく変化するのではないかという気がしています。

ひょっとしたら過去の延長でずるずるといくのかもしれませんが。

 

でも、まあ、生きるための土台がしっかりしていれば、なんとか生きていけるのではないかぁなと思っています。

 

まあ、どっちにしろ、子供時代の土台つくりには、この島の環境はとてもいいんではないかと思っています。

 

子育て目線で書いてみましたが、個人的には、朝、玄関を開けた時のこの景色を見ると、本当にこの島に来てよかったと思います。

 

朝起きるたびに、自分の悩み事なんてどうでもよい気持ちにさせてくれます。

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