昔から『仕事ができる』ってどういうことだろう?
と、よく思っていました。
ネットで調べると、いろいろ出てきます。
言っていることは、その通りだと思うのですが、いまいち腑に落ちない。
社会人になりたての頃は、技術的に優れた人だと思っていました。
ひたすら専門書を読んで、どんどん新しい技術を身につけようとした。
でも、会社で使う技術は、そんなに高度な知識はいらなくて、その結果、簡単な仕事を難しくしてしまうような、困ったちゃんになりました。
社会人になって7年目の頃は、仕事を速くこなせる人だと思っていました。
とにかく目の前の仕事を、どんどん捌けばいいのだと思って、仕事マシーンになったつもりで、仕事をやっつけていました。
その結果、どんどん、仕事が集まってきて、やればやるほど仕事だらけになって、殺意を抱きながら仕事をやっつけていました。
社会人10年目、もう、仕事はできなくていいやと思って、育児時短勤務をしました。
自分の仕事を誰にでもできるように考えて、新しい人を育てて、無駄な仕事はしないようにして自分は15時に帰るようにしました。
その結果、以前の倍以上の仕事をこなせるようになりました。
そして、今。
大崎上島に移住し、新しい造船所の仕事を一からはじめました。
仕事ができる人たちは、殺人的な忙しさで、なかなか声をかけにくい。
最前線でない若干時間のある人たちが、なんやかんやと話しかけてくれて、いろいろと勉強になっています。
仕事ができるって何でしょうね?
前からよく分からなかったけど、今もよく分からない。
そんなことを考える今日の頃。