道草道

大崎上島での移住の記録(2016年4月~):子育て・古民家改造・裏山開拓・造船所・たまにプログラミング

夏休み終わった

夏休み、めっちゃ、海行きました〜。

 

子供達の夏休みの期間中、コロナの影響で体育の水泳がなかったので、

晴れた日の13時〜14時は毎日休まず海に行ってました。

大雨の10日間以外は行っていたので、多分、20日くらいは行ったのではないかと思う。長男、次男、僕、みんな真っ黒です。

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近くの砂浜まで約5分、たまに人がいるけど、大体の日はこんな感じの貸し切りビーチ状態。

長男も次男もかなり泳ぐのが上手になりました。

 

最近、

DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール

という本を読んだのですが、80歳で死ぬとすると(大体の日本人男性の平均値)、死ぬまで約36年。

 

人生で一番大切なのは、思い出を作ることだ。

 

余命は36年残っているけど、子供達と毎日海に行けるのは、あと2年くらい。

それも、来年、再来年の2年、10年後の2年や20年後の2年では、もう遅い。

時短勤務して保育園の迎えをしていた時も思ったけど、子供はあっという間に大きくなる。

 

legacycode.hatenablog.com

 

子供の教育に関しては、連れ合いに任せっきりなので、大人になるって、自由が広がって楽しんだよってことを子供達には伝えられたらと思う。

 

今しかできないことを、今できる環境に感謝しかない。

 

コロナで大変ですが、コロナでリモートワークが広まって、みんなが場所や時間に縛られない自由に生きられる世界になればいいですね。

 

locotabi.co.jp

ロコタビミッション

ロコタビ関係者

全員がロコのように「場所」「時間」にとらわれない働き方をしよう

ロコタビに関わる皆が自律的に「自由」な働き方をすることで、ロコタビの理想に向かって進んでいけるような場にしよう

 

「学校ってなんだ! 」を読んだ

 学校ってなんだ! 日本の教育はなぜ息苦しいのか (講談社現代新書)を読んだ。

 

教育とか学校って、いろんな人が物申したがる分野なので、あまり好きではないのですが、鴻上さんの本なのでなんとなく面白そうな気がして、読んだのですが、面白かった。

 

「従順な子」をつくる教育は、もう終わりにしよう!

ブラック校則、いじめ、心の教育、不登校、教師の長時間労働――。
日本の教育が抱える最大の問題とは?

『学校の「当たり前」をやめた。』著者と、日本の同調圧力を追及してきた演出家による必読の学校論!

・教師への信頼を失わせるブラック校則
・「服装・頭髪の乱れは心の乱れ」という迷信
不登校からのリハビリ
・いじめの件数に意味はない
・「朝の挨拶運動」はただの時間外労働
・「国や社会を変えられると思う」は18.3%
・「わかる授業」が良い授業なのか
・30人を超えると集団の質が変わる
スマホのルールは子どもたちが決める
・ぶつかり合うのは当たり前
・スーパー教員がもたらした学級崩壊
・「絆」と「団結」が目標になってしまう
・対話が苦手な日本人
・感情をコントロールする技術
・日本にユニコーン企業が少ない理由


ブラック校則に直面する生徒、子の不登校に悩む親、長時間労働に疲れる教員……すべての人に贈る、常識を疑うヒント。 

 

 学校って、何のために行くんだろう?

って、最近、特に子供が大きくなってきて、よく考えます。

 

自分が子供の時は、特に疑問も持たず、みんなが行っているし、それ以外の選択肢を知らなかったのもあって、行くもんだと思っていたのですが、自分の子供が行くことになるといろいろ考えてしまうんですよね。

 

今の時代、学問を学ぶだけなら、別に学校じゃなくなても、インターネットでも本でも情報を得る手段はいろいろあって、昔と違って、よい大学に行っても何も保証されていないし、じゃあ、一体、何のために学校行くのだろう?って、小学校は基本的な勉強なのでいいとして、中高大って、何のために行くのだろう?時間を無駄にしないで、さっさと社会に出たほうがいいじゃないか?とか思ったりもします。

この本読んで、今まで感じていた色々なモヤモヤが晴れた感じでした。

 

この本の中で挙げられている学校で育てる力として

  • 当事者意識
  • 感情をコントロールしながら、異なる他者と対話する力
  • 自律
  • タイムマネージメント

などが触れられていて、これらの能力は社会に出てもっとも重要だと思った能力でした。

 

学問は確かに大事、でも、それって、これらの基本能力があってこそ生きる能力であって、学問単体では、そんなに役に立たない。

それに対話などの力は、勉強と違って、一人では学ぶことのできない力で、多様な人が集まった学校という場は、絶好のトレーニングの場だなと思いました。

 

今、学校で抜け落ちている視点として書かれていた、タイムマネージメント。

 

一日が24時間しかないということを忘れている。一日二十四時間しかないなかに、子どもたちの自由時間をどれだけつくってあげられるかというのがやっぱり勝負です。

 

本当に、そう思う。

タイムマネージメントの視点は、基本的に会社でも抜け落ちている。 

 

互いの違いを理解しながらも、全員がOKなものを見つけ出すための「対話」。このプロセスをすべての子どもたちに学ばせることができれば、社会は確実に変えられます。

  

学校の大切な役割

 

「すべての子どもたちが社会でよりよく生きているけるような力を身につけていく場」であることですが、これから、もう一つ、次のような場でなければなりません。

「すべての子どもたちが持続可能な社会を築いていくための方法を共に学び合う場」です。

 

学校が、そんな場であったらいいなと思ったし、根本的に今の会社の働き方の問題も根っこは同じで、「会社ってなんだ! 日本の会社はなぜ息苦しいのか」ということにも通じる本でした。

 

タイトルが「学校ってなんだ!」なので、普通のサラリーマンとかは読まないかもしれないけど、普通の会社員にもおすすめな本でした。

里山昆虫教室 参加してきた

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里山昆虫教室とは、今森光彦さんが主催している親子で参加の2泊3日の合宿型の昆虫教室で、毎年この時期に滋賀県で開催されています。

imamori-satoyama-world.com

 

前回の参加は、3年前で、長男小学3年生、次男2年生で、日本各地から集まった昆虫キッズに圧倒されていた記憶があります。

legacycode.hatenablog.com

 

里山昆虫教室、何をするかというと、非常にシンプルで基本的には朝から晩まで昆虫を捕まえる。

 

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オーレリアンの丘で玉虫を狙っている人達

 

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めいすいの里山で虫取り

 

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夜の昆虫採集で見つけた、羽化したてのセミ

 

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朝は5時起きで、トンボの羽化を探しにいく。

 

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捕まえた昆虫は標本にする。

標本の作り方は、プロの大人が教えてくれる。

 

ひたすら虫を追い続ける3日間。

正直、昆虫の数だけでいうと、家も相当田舎なので、家の方が多い気がします。(笑)

でも、みんなで競い合って昆虫とると競争心が芽生えるようで、朝から晩まで昆虫を追い回してました。

 

この合宿でおすすめなのは、

全国から集まってくる昆虫キッズが面白い

クラスに一人とか虫博士と呼ばれるような人がいると思いますが、そんな子が全国から集まってくるので、会話自体もマニアックすぎて聞いていて面白い。

 

昆虫キッズのまま大人になった大人達が面白い

虫取りを職業にしている大人や、普段は違う仕事しなからセミプロとして、世界各地に虫を取り入っている人達がスタッフとして参加してくれていて、彼らの話が面白い。

大人になったら、こんなに楽しいことできるんだと、目を輝かせなら語る大人の存在って結構重要な気がしています。

 

さて、夏休みも折り返し地点、夏バテしないように、楽しみましょう。

大崎上島日記 移住5年目 ついにロケットストーブ出現

 大崎上島に移住して5年がたとうとしています。

去年の6月くらいから、コロナ禍の間、ずっと、家を直してました。

 

移住当初から格闘していた開かずの間。

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5年前に大工さんに修理してもらって、少し直してもらったけど。

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カビ臭くて、埃っぽくて、漆喰塗ろうとしたけど諦めて。

legacycode.hatenablog.com

 

 触っていたら、どんどん壊れてきて、ついに解体、そして、4年経過・・・。

legacycode.hatenablog.com

 

コロナ禍で、時間ができたので本格的に解体開始。

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床を剥がしてみると、柱が朽ちていた。。。

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天井開けてみたら、桁も朽ちていた。

 

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一旦、朽ちている柱と桁を外して。

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新しい柱に交換。

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朽ちていた桁も交換。

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床も貼り直して。

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竹駒いで、壁を再生して。

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土壁塗り。(どうでもいい話ですが、Youtube始めました)


すがチューブ 古民家DIY 荒土塗り 2月14日

 

窓枠も入れて。


すがチューブ 古民家DIY 窓が入った 2月21日

 

ロケットストーブのヒートベンチの配管もして。


すがチューブ 古民家DIY ロケットストーブ ヒートベンチ編

 

ついに、部屋再生 & ロケットストーブが出現

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ここから、ヒートベンチを仕上げる必要はありますが、完成が見えてきた。

ちなみに、ここは仕事部屋になる予定。

5年越しの部屋の再生、長い道のりだった。

 

理想だった火のある暮らしまで、後少し。

大崎上島日記 お金の呪縛はなかなか根深い

2ヶ月前、とりあえず隣の草ぼうぼうの庭を畑にして種を植えてみました。

 

legacycode.hatenablog.com

 

とうもろこし、ズッキーニ、トマト、青梗菜、茄子。

とりあえず、緑だらけになった。

 

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最近、結構畑をしてますが、これでお金を稼ごうとはいう気は全くなく、なんとか自然の循環の中で生きる術を身に付けたいだけ。

 

資本主義にどっぷり漬かってしまうと、お金がないと生きられないような気がしてしまう。

www.toibito.com

 

マズローの法則で、最下層にある物理的欲求(生理的欲求、安全の欲求)を満たすものは今の社会ではお金。

 

studyhacker.net

 

お金があれば、生理的欲求、安全の欲求はある程度確保できる、逆にいうとお金がないと、土台から全てが崩れ落ちる。

でも、お金って、人の空想の産物で、お化けや悪霊とたいして変わらない。

そんなあるかないか分からないようなものを土台にしている生活って、どうなんだろう?

 

効率よく、生産性、無駄なく、そんなこと一切無視して、自分と家族のためだけに作る畑。

 

なんとかお金の呪縛から逃れようと思うけど、心底擦り込まれたこの呪縛はなかなか根深い。

大崎上島日記 Stay home ということで裏山開拓中 革手万歳!

コロナの影響でStay homeな日々です。

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最近は、畑の拡張が終わったので、裏山開拓中。

 

legacycode.hatenablog.com

 

元みかん畑だけど、みかんの木などとうの昔に枯れ果て、完全に雑木林。

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切り開いていくと、道が出てきた。

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石垣が出てきた。

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昔みかんの搬送に使っていたトロッコのレールも出てきた。


今回の大きな発見は、よく鉄工所などで使われている革手が、めっちゃ便利!

www.monotaro.com

そこらじゅう薔薇の茂みになっていて、普通の手袋では痛くてどうにもならないのですが、ひょっとして革手ならいけるんじゃないか?と思って試したところ、大当たりでした。

 

革手なら普通の草を引きぬくぬくように草刈りがまで薔薇の茂みもサクサクと作業が進みます。

 

これは本当におすすめなので薔薇の茂みをやっつけないといけない人は是非試してみてください!

 

とりあえず、ボチボチとこのジャングルを開拓していく予定。

ある程度開拓終わったら。

 

アボカド植えたいな〜。

誰か苗くれんかな〜。

大崎上島日記 種を蒔く日々

元々、リモートで、田舎暮らしなので、仕事がなくなる危機が収まってからは、あまりコロナには関係ない日々を送っています。

 

最近は、もっぱら畑の拡張中。

お隣がお留守のため庭が草ぼうぼうの荒れ放題だったのですが、畑にしてOKとの許可が出たので、一面畑にしてみました。

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最初は、ティラミスの上に抹茶かけた感じの美味しそうな畑でしたが、徐々に枯れてきて、下から新しい芽が生えてきています。

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落花生、つるなしインゲン、枝豆、なす、ピーマン、トマト、ズッキーニ、レタス、キャベツ、ブロッコリー、とりあえずいろいろ植えてみた。

 

今日は雨なので、畑仕事せずに、仕事したり、ボーッとしたり。